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COSTES CINEMA コステスの映画を観る会 Vol.2(トーク出演:シャルロット・アエビシェール、ヴァンサン・ギルベール)

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フランスのアンダーグラウンド文化の極北を体現するアーティストであり、今なお精力的に創作・表現活動を続ける異能の人、ジャン=ルイ・コステス。2014年の来日時には彼がこれまでに作ってきた短編映画を特集しましたが、今回の上映会ではコステスが主演を務めたブコウスキー原作の短編映画と、コステスの素顔に迫る短編ドキュメンタリーの二作品を共に日本語字幕付きで東京初公開。上映終了後には両作品の監督たちによるQ&Aあり。

上映作品①

『ラ・サンテズ』(2017年/16分/カラー/スイス/フランス語/日本語字幕)


監督・撮影・編集:シャルロット・アエビシェール、ロマン・ステフェノニ
製作:Productions FLOU – Lausanne
出演:ジャン=ルイ・コステス、ジュリー・ジャン=ピエール、サヴァナ・メイヨール、ジャドゥ・ヘプリ、ラファエル・ヴィニュロン
音楽:ニコラ・ムヌー
特殊効果:ミスター笹野(ウレタンを工夫工房)、キリエヒガキリエ、ミセス久松、ミス骨髄
*原題「La Synthèse」

『ラ・サンテズ』はある出会いの物語。一人の男の人生が、ある女に関する不吉な噂によってメタモルフォーゼしていく。男は現実と狂気の混ざり合う奇妙でシュールな世界に呑み込まれていく。


上映作品②

『ジョリー・シャンソン』(2015年/30分/モノクロ/フランス・日本/フランス語/日本語字幕)


監督・撮影・編集:ヴァンサン・ギルベール
出演:ジャン=ルイ・コステス
*原題「Jolie chanson」

普遍的な苦悩について歌や演技、絵画や文章で吐き出し続けている、あまりにも正直な芸術家、変幻自在な創作家、行き過ぎた詩人ジャン=ルイ・コステスの肖像のかけら──。東京在住のフランス人映像作家ヴァンサン・ギルベールが、2014年の来日ツアー中のコステスの姿やフランスでの日常を記録し、インタビューを通して彼の素顔に迫った貴重なドキュメンタリー作品。


上映後に監督Q&Aあり

出演:シャルロット・アエビシェール(『ラ・サンテズ』監督)
   ヴァンサン・ギルベール(『ジョリー・シャンソン』監督)