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音から作る映画1「映画としての音楽」

詳細 DETAIL

映画を音から作り始める実験的制作の、ワーク・イン・プログレス第1弾。
まずは、通常の映画制作なら最後にmixされる、音楽を発表する。
しかし、これは単なる映画音楽のライブではない。
まだ目覚めぬ映画を呼び起こす、声と響き。
やがて全貌を現すだろうそれを予見する、映画としての音楽なのだ。


出演:さとうじゅんこ、徳久ウィリアム、山崎阿弥、sei、山形育弘、古賀彰吾、今藤哲平
テキスト:オスカー・ワイルド作「サロメ」日夏耿之介訳「院曲撒羅米」
音楽:池田拓実 
演出:七里圭
録音出演:長宗我部陽子、中村ゆい、大山晴子、滝沢朋恵、多井智紀、飴屋法水
制作スタッフ:高橋哲也、棚沢努、藤田功一、新柵未成、西村直晃、豊嶋希沙、後藤貴志、松岡ジョセフ
WEB制作:植田智道


【音楽】


池田拓実

コンピュータ音楽家・パフォーマー・作曲家。第4回AACサウンドパフォーマンス道場優秀賞(2009年、愛知芸術文化センター)。パフォーマンスグループ「方法マシン」やコンサートシリーズ「音楽の複数次元」に参加。2013年タンブッコ・パーカッション・アンサンブルの為の新作をメキシコにて滞在制作・初演の後、東京・名古屋にて日本初演。七里圭監督作品「ホッテントットエプロン-スケッチ」(作曲・侘美秀俊)、「DUBHOUSE:物質試行52」、「To the light」にて演奏・音楽制作。

【出演】


さとうじゅんこ

秋田市生まれ。歌い手。作曲家。東京藝術大学音楽学部声楽科ソプラノ専攻修了。ジャワガムラングループproject suara代表。日本人としては数少ないジャワガムランのプシンデン(女声歌手)として演奏活動を行う他、川村亘平斎のソロユニット「TAIKUHJIKANG」(’09-)、齋藤徹・喜多直毅との「うたをさがしてトリオ」(’10-)などに参加。
http://suara.jp/junko/junko.htm

徳久ウィリアム

ブラジル出身。声を使った音楽的表現で、ヒトのココロと身体と、自然の原理・原則の体現を志向するボイスパフォーマー。モンゴルの「ホーミー」「ホーメイ」などの民族音楽的発声から、デスボイス、独自のノイズボイスまで、特殊発声を得意とする。声を通して、ヒトのココロと身体の原理/原則を体感し、未知の可能性を追求するレクチャー・ワークショップにも力を入れている。
http://william.air-nifty.com/

山形育弘

core of bellsのシンガー。2014年core of bells月例企画「怪物さんと退屈くんの12ヵ月」でワンマン公演を開催中。美術家・小林耕平の作品、デモンストレーションに出演を重ねる他、鎮西尚一監督の映画「ring my bell」では出演に加え、脚本にも参加。
http://coreofbells.biz/

山崎阿弥

声のアーティスト、映像・造形作家。声で空間の陰影を感得しインスタレーションやパフォーマンスによってその濃淡を引き出したり/失わせたりすることを試みる。2013年はロイヤルメルボルン工科大学と国際芸術センター青森にてレジデンス・作品制作。生西康典、飴屋法水、灰野敬二、沢口真生などと分野を亘り共創している。
http://amingerz.wix.com/ami-yamasaki

sei

歌手。異形のサウンドユニット“ju sei”のボーカル。ソロプロジェクトとして“sei and music”がある。美味しい物やお酒が好き。
http://d.hatena.ne.jp/ju_sei/

古賀彰吾

1986東京生まれ。早稲田大学卒。在学中、大学内演劇サークル劇団木霊に所属し、卒業後劇場創造アカデミーに入学。劇団ドクトペッパズの活動に俳優、演出家として参加しながら、大道芸(スティルト)パフォーマー‘せせらぎ’としても活動している。舞台演出作品に「ヒュブリス」(2013,2月)、パフォーマーとして「走れメロス」(2012,5 佐藤信演出)等に参加。七里圭監督作品「To the light」に出演。

今藤哲平

ニューオリンズ大学音楽学部卒。現代楽器の前身「アルバート式」クラリネットの数少ない演奏家。自身のユニットGoldenWaxOrchestraの他、古いスタイルのジャズからロック系バンドのサポートまで幅広く活動。前世紀よりcharm pointを七里と始める。


主催:charm point
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)