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トキワ荘の青春 デジタルリマスター版

3月5日(金)~3月18日(木)上映

©1995/2020 Culture Entertainment Co., Ltd  

日時

3月5日(金)~3月18日(木)上映

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)ユース会員(22歳以下)はいつでも¥1,000

詳細 DETAIL

端正な映像によって紡がれる、漫画家たちの純情グラフィティ。
まじめだけど、ヘンだった。こっけいだけど、真剣だった。

東京都豊島区にあった、伝説のアパート「トキワ荘」。 “漫画の神様”手塚治虫が暮らしたこのアパートに集った若き漫画家たち。金も仕事もなく、食べるものにも事欠く毎日ながら、漫画に賭ける情熱だけは誰にも負けなかった。『つぐみ』(1990年)『トニー滝谷』(2005年)の市川準が1995年に製作した本作は、漫画家の卵たちが過ごしたトキワ荘での日常を、史実に基づきフィクションとして仕上げた珠玉の青春映画。夢多き若者たちが切磋琢磨した、あたたかくもほろにがい青春の思い出を、懐かしき昭和の空気感そのままに描き出す。

演劇界・映画界のホープたちが勢ぞろいし、
実在した漫画家をコミカルに演じた青春群像劇。

トキワ荘の住人たちの兄貴分的存在だった寺田ヒロオ役を演じたのは本木雅弘。90年代当時、『RAMPO』(1994年)『GONIN』(1995年)などに出演し個性派俳優として注目を集めていた彼は、本作での禁欲的ともいえる静かな演技により、見事に新境地を切りひらいた。寺田を囲む漫画家たちとして、大森嘉之、阿部サダヲ、古田新太、生瀬勝久、鈴木卓爾、さとうこうじ、翁華栄ら、当時の小劇場・自主映画で活躍し、現在も役者を続ける若手俳優が総出演。美術セットで再現されたトキワ荘をはじめ、見事につくり出された昭和30年代の風景と時代の空気が、デジタルリマスターでよみがえる。

【STORY】

1950年代、四畳半の木造アパートで過ごした青春の日々。

東京都豊島区にある木造アパート「トキワ荘」。
そこには“漫画の神様”手塚治虫(北村想)が住み、日夜、編集者たちが彼のもとに通いつめていた。向かいの部屋に住む寺田ヒロオ(本木雅弘)は、その様子を眺めながら、こつこつと出版社への持ち込みを続けていた。
やがてトキワ荘を去った手塚治虫と入れ替わるように、若き漫画家の卵たちが次々に入居してくる。藤本弘/藤子・F・不二雄(阿部サダヲ)、安孫子素雄/藤子不二雄Ⓐ(鈴木卓爾)、石森章太郎(さとうこうじ)、赤塚不二夫(大森嘉之)、森安直哉(古田新太)、鈴木伸一(生瀬勝久)。また近所に住むつのだじろう(翁華栄)もトキワ荘に入り浸っていた。揃って『漫画少年』の投稿仲間だった彼らは、寺田を中心に“新漫画党”を結成。貧しい生活のなか、互いを励ましあい、漫画の未来について熱く語り合う日々が続く。なかでも一番年上の寺田は兄貴分的存在として若き彼らを静かに見守り、その視線は、赤塚の友人であり自分とはまったく異なる作風のつげ義春(土屋良太)にも向けられていた。
そんなある日、『漫画少年』の出版社、学童社が突如倒産。これを機に、8人の仲間たちの進む道も少しずつ変化していく。どんどん売れっ子になっていく者。漫画からアニメーションへの移行を決意する者。なかには東京を去る者もいた。
流行に惑わされず、黙々と自分の描きたい漫画だけを追い求めているように見えた寺田の心にも、徐々に迷いが生まれてくる。時代の激しい変化とともに、漫画家の卵たちの青春の日々にも、ゆっくりと終わりの気配が近づいていた――。

『トキワ荘の青春 デジタルリマスター版』(1995年/日本/110分/モノラル/ビスタ/カラー/DCP/G)
監督:市川準 
脚本:市川準、鈴木秀幸、森川幸治 
出演:本木雅弘、大森嘉之、古田新太、鈴木卓爾、阿部サダヲ、さとうこうじ、翁華栄、松梨智子、生瀬勝久、北村相、時任三郎、桃井かおり
撮影:小林達比古、田沢美夫 
音楽:清水一登、れいち 
美術:間野重雄 
照明:中村裕樹 
録音:橋本泰夫 
編集:渡辺行夫 
製作:カルチュア・パブリッシャーズ 
デジタルリマスター製作:カルチュア・エンタテインメント