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【見逃した映画特集2020】許された子どもたち

1月8日(金)~1月14日(木)上映

日時

1月8日(金)~1月14日(木)上映

料金

【特別料金】一般¥1,300/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800 /UPLINK会員¥1,000/UPLINKユース会員¥900 ※サービスデー適用外

詳細 DETAIL

あなたの子どもが
人を殺したら
どうしますか?

本作は実際に起きた複数の少年事件に着想を得たオリジナル作品である。
『先生を流産させる会』『ライチ☆光クラブ』『ミスミソウ』など、その衝撃的な内容により作品が発表されるたび物議を醸す監督・内藤瑛亮が、8年の歳月をかけて構想し、自主映画として完成させなくてはならなかった問題作。
本作を制作するにあたり、10代の出演者を対象にワークショップを開催し、少年犯罪や贖罪の在り様について共に考えを巡らせた。撮影は2017年の夏から冬、そして2018年春と長期間に渡り行われた。季節による風景の変化や役者の成長を取り込み、作品に豊かな広がりを加えていった。
いじめや少年事件という社会問題を通じて、現代に蔓延する生きづらさを鋭く切り取った本作は、観る者の価値観や倫理観を激しく揺さぶるに違いない。今、内藤監督による“教育映画”2時間目が開始を告げる。

【STORY】

少年たちは同級生を殺した。だが、裁かれなかった。

とある地方都市。中学一年生で不良少年グループのリーダー市川絆星(いちかわ・きら)は、同級生の倉持樹(くらもち・いつき)を日常的にいじめていた。
いじめはエスカレートしていき、絆星は樹を殺してしまう。警察に犯行を自供する絆星だったが、息子の無罪を信じる母親の真理(まり)の説得によって否認に転じる。そして少年審判は無罪に相当する「不処分」を決定する。絆星は自由を得るが、決定に対し世間から激しいバッシングが巻き起こる。そんな中、樹の家族は民事訴訟により、絆星ら不良少年グループの罪を問うことを決意する。
果たして、罪を犯したにも関わらず許されてしまった子どもはその罪をどう受け止め、生きていくのか。大人は罪を許された子どもと、どう向き合うのか。
信じることが愛なのか、守ることが罪なのか。倫理観が試される―。

『許された子どもたち 』(2020年/日本/カラー/131分/1.90:1/5.1ch/PG12)
監督:内藤瑛亮
出演:上村侑、黒岩よし 名倉雪乃、阿部匠晟、池田朱那、大嶋康太、清水凌、住川龍珠、津田茜、西川ゆず、野呈安見、春名柊夜、日野友和、美輪ひまり、茂木拓也、矢口凜華、山崎汐南、地曵豪、門田麻衣子、三原哲郎、相馬絵美
プロデューサー:内藤瑛亮、田坂公章、牛山拓二
脚本:内藤瑛亮、山形哲生
撮影監督:伊集守忠
照明:加藤大輝、山口峰寛
録音・整音:根本飛鳥
録音:小牧将人、南川 淳、黄永昌、川口陽一
編集:冨永圭祐、内藤瑛亮
音楽:有田尚史
サウンドデザイン:浜田洋輔、劉逸筠
助監督:中村洋介
制作:泉田圭舗、佐野真規、山形哲生
制作協力:レスパスフィルム
製作:内藤組
配給:SPACE SHOWER FILMS
「許された子どもたち」製作委員会:レスパスビジョン、内藤瑛亮、牛山拓二