日時
1月8日(金)~1月14日(木)上映
料金
【特別料金】一般¥1,300/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800 /UPLINK会員¥1,000/UPLINKユース会員¥900 ※サービスデー適用外
1月8日(金)~1月14日(木)上映
【特別料金】一般¥1,300/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800 /UPLINK会員¥1,000/UPLINKユース会員¥900 ※サービスデー適用外
1/9(土)12:45の回上映後
登壇者:佐々木美佳監督(約15分)
1/10(日)12:40の回上映後
登壇者:佐々木美佳監督、根矢涼香(女優)(約15分)
※敬称略
※ゲストは予告なしで急遽変更になる場合がございますので、ご了承ください。
非西欧圏で初めてノーベル文学賞を受賞したラビンドラナート・タゴール。イギリス植民地時代のインドを生きたこの大詩人は、詩だけでなく歌も作っており、その数は二千曲以上にものぼります。「タゴール・ソング」と総称されるその歌々はベンガルの自然、祈り、愛、喜び、悲しみなどを主題とし、ベンガル人の生活を彩りました。そしてタゴール・ソングは100年以上の時を超えた今もなお、ベンガルの人々に深く愛されています。なぜベンガル人はタゴールの歌にこれほど心を惹かれるのでしょうか。歌が生きるインド、バングラデシュの地を旅しながらその魅力を掘り起こすドキュメンタリー。
監督は佐々木美佳。若干26歳、ドキュメンタリーの制作自体が今回初めての佐々木監督は、東京外国語大学在学中にベンガル文学に魅了され、その文化を知ってゆく過程でタゴール・ソングと出会いました。アカデミックなアプローチとは全く異なるドキュメンタリーという手法によって、過去と現在、さまざまな人々を繋ぐ“歌”の真の姿に迫る重層的な作品に完成させました。
日本人にとってはるか遠いベンガル地方で生まれた歌なのにも関わらず、タゴール・ソングは懐かしくも新鮮に心に響きます。唱歌や演歌のようなクラシックでスタンダードな歌でありつつ、瀧廉太郎の抒情性、宮沢賢治の荘厳さ、中島みゆきの気高さ、ブルーハーツの激情を併せ持ったような、国境や民族を越えて、今を生きる全ての人々に伝わる普遍性を持つ歌なのです。
ベンガル:ベンガル湾の頂点に位置するインド亜大陸の東部に位置し、ラビンドラナート・タゴールの母語であるベンガル語が話されている地域。ベンガルは、1947年のインド独立後、コルカタ(旧・カルカッタ)を中心としたインド東部と東パキスタンに分割された。1971年のバングラデシュ独立戦争により、東パキスタンはバングラデシュとして独立した。 現在、ベンガルはインドの西ベンガル州とバングラデシュに分かれている。
『タゴール・ソングス』(2019年/日本/105分/ベンガル語、英語/カラー/DCP/ドキュメンタリー)
監督:佐々木美佳
撮影:林賢二
録音・編集:辻井潔
整音:渡辺丈彦
構成・プロデューサー:大澤一生
出演:オミテーシュ・ショルカール、プリタ・チャタルジー、オノンナ・ボッタチャルジー、ナイーム・イスラム・ノヨン、ハルン・アル・ラシッド、レズワナ・チョウドリ・ボンナ、クナル・ビッシャシュ、シュボスリシュ・ロエ、ニザーム・ラビ、ラカン・ダース・バウル、スシル・クマール・チャタルジー、リアズ・フセイン、鈴木タリタ
現地コーディネーター:モヒウッディン・ルーベル・デルタ、タシュヌヴァ・アナン、二ロエ・オディカリ
ベンガル語翻訳:スディップ・シンハ、佐々木美佳
タゴール・ソング翻訳監修:奥田由香
英語翻訳:細谷由依子
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
宣伝:contrail
製作・配給:ノンデライコ