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【見逃した映画特集2020】ふたつのシルエット

1月2日(土)、1月4日(月)、1月6日(水)上映

© chiyuwfilm

日時

1月2日(土)、1月4日(月)、1月6日(水)上映

料金

【特別料金】一般¥1,000/シニア・ユース以下¥800/UPLINK会員¥800/UPLINKユース会員¥700

詳細 DETAIL

<上映後トークショ―開催!>

1/2(土)15:20の回上映後 
登壇者:竹馬靖具監督(約20分)

※敬称略
※ゲストは予告なしで急遽変更になる場合がございますので、ご了承ください。


ずっと君を忘れてきた
竹馬靖具監督(『今、僕は』『蜃気楼の舟』)最新作

7年ぶりの再会 今ならわかる
あなたと君と、わたしは僕は、時を越えて出会う―――

jan and naomi の楽曲から生まれた映画「ふたつのシルエット」は、愛の変化を描くファンタジック・ラブストーリーです。
儚く切ないメロディーセンスで多くのアーティストから熱烈な支持を受ける jan and naomi の楽曲「dab♭」からインスピレーションを受け竹馬監督が書き上げた脚本を、蜷川演出の舞台に多数出演し、2014年にはシェイクスピアシリーズ第30弾「リチャード二世」でヒロインをつとめた佐藤蛍と、映画『お嬢さん』(パク・チャヌク)、『散歩する侵略者』(黒沢清)、『きみの鳥はうたえる』(三宅唱)などへの出演をはじめ、TV や舞台でも活躍中の足立智充を主演に迎え映画化。撮影はヨコハマ映画祭・撮影賞を二度受賞している佐々木靖之(『寝ても覚めても』『パークス』)。
さらにjan and naomi はテーマ曲での参加だけでなく、自身らの役として出演。

【STORY】

恋人関係であった慧也(足立智充)と佳苗(佐藤蛍)は、7年ぶりに海沿いにあるレストランで再会する。その街はふたりが恋人だった時に訪れた最後の場所であった。
慧也は結婚をして妻と娘を持つ家庭を築いていた。佳苗は慧也と別れたあと、就職をして苦難の末にキャリアを築き、今の恋⼈に結婚を申し込まれている。一見ふたりは順調そうに見えるのだが、思わぬ再会をしてしまい戸惑いと躊躇いが生まれてしまう。二人は再会を懐かしみ、今と過去と未来の話を始める。やがて二人は今の自分から、過去の相手と時を超えて会話を始める。そしてふたりはある「選択」を迫られるのであった…。

【本作について】
映画「ふたつのシルエット」は恋愛がテーマになりますが、恋愛にかかわらず時間と共に移りいく人やもの、そして記憶についての映画です。現代では度々、折り合いのつかない事に折り合いをつけていく、割り切れない事を割り切っていく、矛盾を抱えたまま生きていく事が多いかと思います。僕の場合はそれが恋愛の時に、とくに強く現れた気がします。恋愛に限らずですが、ある出来事によって起こる強い感情は何か特別なような気がします。どんどん霞んでいき消失しつつある感情や記憶は、jan and naomiの楽曲のように儚く美しいものであるかもしれないです。
監督:竹馬靖具

『ふたつのシルエット』(2020年/日本/37分/DCP)
監督・脚本・編集:竹馬靖具
出演:佐藤蛍、足立智充、jan and naomi
撮影:佐々木靖之
録音:柳田耕佑
助監督:滝野弘仁
演出助手:高倉トウカ
撮影助手:村上拓也
ヘアメイク監修:桑本勝彦
脚本協力:池田健太
ケイタリング:川口朋浩
演出応援:登り山智志
テーマ曲:jan and naomi「dab♭」
配給協力:UPLINIK
製作・配給・宣伝:chiyuwfilm