日時
上映中~8月27日(木)
料金
一般¥1,500/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100/UPLINKユース会員(22歳以下)¥1,000
上映中~8月27日(木)
一般¥1,500/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100/UPLINKユース会員(22歳以下)¥1,000
1989年2月、59歳でこの世を去った一人の映画作家がいた。ジョン・カサヴェテス。“インディペンデント映画の父”とも称された彼の作品群、そしてそのスピリットは、31年経った今も、ハリウッド、インディーズの垣根を越え、国を越え、世界の監督たちに崇拝され、影響を与え続けている…。
2012年に映画ファンを熱狂させ大ヒットした特集上映「ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ」の日本最終上映が決定。上映作品は、カサヴェテス初監督作品『アメリカの影』(1959)をはじめ、『フェイシズ』(1968)、『こわれゆく女』(1974)、『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』(1976)、『オープニング・ナイト』(1977)のカサヴェテス監督を代表する5作品を一挙に上映!
14:55~ | 17:30~ | 20:20~ | |
8/14(金) | アメリカの影 | こわれゆく女 | チャイニーズ・ブッキーを 殺した男 |
8/15(土) | フェイシズ | オープニング・ナイト | こわれゆく女 |
8/16(日) | アメリカの影 | こわれゆく女 | チャイニーズ・ブッキーを 殺した男 |
8/17(月) | フェイシズ | オープニング・ナイト | こわれゆく女 |
8/18(火) | アメリカの影 | こわれゆく女 | チャイニーズ・ブッキーを 殺した男 |
8/19(水) | フェイシズ | オープニング・ナイト | こわれゆく女 |
8/20(木) | アメリカの影 | こわれゆく女 | チャイニーズ・ブッキーを 殺した男 |
8/21(金) | アメリカの影 | フェイシズ | こわれゆく女 |
8/22(土) | フェイシズ | こわれゆく女 | チャイニーズ・ブッキーを 殺した男 |
8/23(日) | アメリカの影 | オープニング・ナイト | こわれゆく女 |
8/24(月) | チャイニーズ・ブッキーを 殺した男 |
こわれゆく女 | フェイシズ |
8/25(火) | アメリカの影 | チャイニーズ・ブッキーを 殺した男 |
こわれゆく女 |
8/26(水) | フェイシズ | こわれゆく女 | オープニング・ナイト |
8/27(木) | アメリカの影 | フェイシズ | こわれゆく女 |
『アメリカの影』(1959年/アメリカ/82分/モノクロ/スタンダード/原題:SHADOWS)
マンハッタンに暮らす若者たちのありのままの姿を描いた、カサヴェテスのデビュー作にして、後の映像作家たちに大きな影響を与えたインディペンデント映画の金字塔。シナリオなしの即興演出で、俳優たちの揺れ動く感情を見事に捉え、映画の新たな方向性を確立した。
監督:ジョン・カサヴェテス
出演:ベン・カラザース、レリア・ゴルドーニ、ヒュー・ハード、アンソニー・レイ、ルパート・クロス、デイヴィッド・ポキティロウ、デニス・サラス、トム・アレン
『フェイシズ』(1968年/アメリカ/130分/モノクロ/ヴィスタ/原題:FACES)
関係の破綻した中流アメリカ人夫婦の36時間を描く。男女の愛の葛藤を描いたカサヴェテス一連の作品の原点。オスカー3部門でノミネートという成果を挙げ、ハリウッドにその存在を認知させた革命的傑作。ヴェネチア国際映画祭最優秀主演男優賞、最優秀監督賞。アカデミー賞最優秀助演男優賞、助演女優賞、脚本賞ノミネート。
監督・脚本:ジョン・カサヴェテス
出演:ジョン・マーレイ、ジーナ・ローランズ、シーモア・カッセル、リン・カーリン
『こわれゆく女』(1974年/アメリカ/147分/カラー/ヴィスタ/原題:A WOMAN UNDER THE INFLUENCE)
精神のバランスを崩した妻と、土木工事の現場監督を務める夫。壊れかけそうな家庭を繋ぎとめようとする夫婦愛を描いたカサヴェテスの代表作の一つ。脚本はジーナ・ローランズ主演の戯曲として執筆された。ゴールデングローブ賞最優秀女優賞(ドラマ)受賞。アカデミー賞最優秀主演女優賞、監督賞ノミネート。
監督・脚本:ジョン・カサヴェテス
出演:ジーナ・ローランズ、ピーター・フォーク、マシュー・カッセル、マシュー・ラボートー、キャサリン・カサヴェテス、レディ・ローランズ、クリスティナ・グリサンティ
『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』(1976年/アメリカ/135分/カラー/ヴィスタ/原題:THE KILLING OF A CHINESEW BOOKIE)
暗黒街のマフィア、ストリッパー、ナイトクラブ、犯罪。フィルム・ノワール的なテーマを持つカサヴェテス作品の中でも特異な1本。2012年2月に逝去したベン・ギャザラが、巨額の借金を背負い込み事件に巻き込まれていく場末のクラブのオーナー、コズモを見事に演じ、圧倒的な存在感を示す。
監督・脚本:ジョン・カサヴェテス
出演:ベン・ギャザラ、ミード・ロバーツ、ティモシー・アゴリア・ケリー、シーモア・カッセル、ロバート・フィリップス、モーガン・ウッドワード、マーティ・ライツ
『オープニング・ナイト』(1977年/アメリカ/144分/カラー/ヴィスタ/原題:OPENING NIGHT)
一人の有名舞台女優を通して、人が”老い”を自覚し始めた時に感じる焦燥や不安を描いた作品。本作でベルリン国際映画祭主演女優賞を受賞したジーナ・ローランズの演技は必見。カサヴェテス作品の中で本作が唯一「夫婦役」として共演している。ベルリン国際映画祭主演女優賞受賞。
監督・脚本:ジョン・カサヴェテス
出演:ジーナ・ローランズ、ジョン・カサヴェテス、ベン・ギャザラ、ジョーン・ブロンデル、
ポール・スチュアート、ゾラ・ランパート、キャサリン・カサヴェテス、レディ・ローランズ
『アメリカの影』
『フェイシズ』
『こわれゆく女』
『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』
『オープニング・ナイト』
予めご了承ください。
※本予告編は2012年に作成したものです。