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私たちが生まれた島~OKINAWA2018~

9月4日(金)公開

日時

9月4日(金)公開

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)ユース会員(22歳以下)はいつでも¥1,000

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公開日変更のお知らせ

4月17日(金)より公開を予定しておりました『私たちが生まれた島~OKINAWA2018~』につきまして、新型コロナウイルスの感染状況ならびに新型コロナウイルス感染症対策本部において示された方針等に鑑み、製作・配給会社のご意向により、公開延期を決定いたしましたことをお知らせいたします。
作品の公開を楽しみにお待ち頂いていた皆様には誠に申し訳なく、また、公開直前の発表となり、心よりお詫び申し上げます。
変更後の公開日は「2020年9月4日(金)」となります。
なお、お買い上げ頂きました前売観賞券につきましては、延期後もそのままご使用頂けます。


分断を乗り越える
辺野古新基地問題と向き合った沖縄の若者たち

2018年。政府の強硬姿勢の前に辺野古新基地反対運動の灯は大きく揺らいでいた。
そこに吹きこむ島の若者たちの息吹が、沖縄に新たなる希望をもたらす。

島で育った若者たちが見た「今の沖縄」と「これからの沖縄」

2019年に沖縄で行なわれた、辺野古新基地建設の賛否を問う「県民投票」で沖縄の人々が基地建設に明確に「NO」を突き付け、沖縄に希望を与えたことは記憶に新しい。
この映画ではその原動力となった元山仁士郎さんの活動や、村議会議員に立候補した3児の母・城間真弓さんの奮闘、戦争で激戦地となった伊江島で育った高校生の中川友希さんが沖縄の過去と向き合おうとする姿を通し、未来を担う沖縄の若者たちが自分たちの視点で基地問題について考え、行動する姿を追った。その軌跡は「今の沖縄」と「これからの沖縄」を知る手がかりになるはずだ。
製作したのは、沖縄の基地問題の歴史を描き、アップリンク渋谷でもモーニングショー上映され、好評を博した『OKINAWA1965』の都鳥拓也(とどりたくや)・都鳥伸也(とどりしんや)。
故郷・岩手県北上市を拠点に活動する双子の兄弟である。37歳の彼らは今作では徹底して沖縄の現在と未来の当事者である島の若者の視点に立ち、彼らの本音と若者らしい等身大の姿を描きだす。
これは、戦後から脈々と基地問題を受け継いできた大人たちから、その想いを自分たちなりの感性で継承しようとする若者たちの記録である。

【コメント】
若い世代の繊細な言葉や切なる表情に共感を覚える。元山さん、城間さん、中川さん、さらに、辺野古新基地建設に反対する人々への海保の暴力を記録する豊里さん。生まれたときから米軍基地が当然のように存在し、上の世代とのギャップを感じる彼らは、どのように「分断」を乗り越えようとしたのか。都鳥兄弟のまなざしは、静かで、深い。翁長県知事の生前最後の姿と志を引き継ごうとする若者たちの奮闘にこころが揺さぶられた。
永田 浩三(武蔵大学教授・ジャーナリスト)

都鳥兄弟が、沖縄の“今”に我が事として真摯に向き合った。沖縄と本土、普天間移設の賛否、戦争と平和…。そのどちらかだけでは語り尽くせない問題に、そして互いの本音を言い合う事ができていなかった現実に、声を上げた沖縄の若者たちは揺れていた。異なる意見や、思想を持つ仲間や他世代とどう折り合いをつけ、向き合っていくのか。観賞中、この作品に不協和音を奏でていたのは、自分自身であるとハッと気づいた。
今井 友樹(ドキュメンタリー映画監督)

沖縄は若者が平和と基地反対の運動の担い手になるだろう。彼らのキーワードは「対話」。翁長知事が口癖のように言っていた「反対と賛成で沖縄が割れた状態を高みの見物しているのは永田町だ。どうしたら沖縄が一つになれるのか?それは立場を超えた対話の道を探ること。基地に反対も賛成の人も同じテーブルに着くことから始めよう」と呼びかけていた。その翁長知事の思想をしっかり受け継いだ若者たちがデニー知事を産んだ選挙で台頭し、その後の県民投票の成功へとつながっていった。
既存の反基地の闘いを担ってきた大人たちはその動きをいぶかしげに見ていた。だが今では、若者の活躍を歓迎し、我が子、わが孫のことのように喜んでいる。
いま、沖縄の歴史は大きく変わろうとしている。そしてその大波は本土にも押し寄せている。このドキュメンタリーはその沖縄の変化の中で台頭してきた若者たちに焦点を当てている。希望が湧いてくる。
森住 卓(フォトジャーナリスト)

沖縄から戻った翌々日、首里城炎上崩壊のニュース映像に茫然自失。県民の想い~~~日々刻々激動の2018年の沖縄の記録は「若者が若者に問う」新しい切口で、心の拠り所・首里城を失った県民や、沖縄に想いを寄せる人たちに一条の光として届けられた思いである。勿論「オットット双子の兄弟よ、そんな高所から決めつけ?」など老婆心を感じるところもある。しかし、このクルーを支えてくれた沖縄の人たちの想いのバトンは繋がった。
嬉野 京子(報道写真家)

『私たちが生まれた島~OKINAWA2018~』(2019年/日本/141分)
監督:都鳥伸也 企画・製作:都鳥伸也、都鳥拓也 ナレーター:小林タカ鹿
撮影:都鳥拓也、都鳥伸也、與那良則、城間克彦 取材ディレクター:山内昌信
取材コーディネーター:吉田尚子 空撮:今泉真也 編集:都鳥拓也
製作・配給:有限会社ロングラン 映像メディア事業部