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サーミの血

上映中~2月26日(水)

(c) 2016 NORDISK FILM PRODUCTION

日時

上映中~2月26日(水)

料金

【特別料金】一般¥1,000/ユース(19歳~22歳)、アンダー18(16歳~18歳)、シニア(60歳以上)、ジュニア(15歳以上)、UPLINK会員、UPLINKユース会員(22歳以下)¥800

詳細 DETAIL

『アナと雪の女王2』のモデルとなった北欧の先住民「サーミ人」
北欧スウェーデンの大自然を舞台に描かれる
サーミ人の少女が差別に抗い生き抜く成長物語が、
1週間限定上映決定!!

世界で大ヒット中の『アナと雪の女王2』。クリストフや、架空の民「ノーサルドラ」のモデルになったと言われるのが、北欧の先住民「サーミ人」。ディズニーは、今回の続編にあたりサーミ人の代表と契約を結び、敬意をもってサーミ人の文化を表現することを約束したそうです。

アップリンクが2017年に日本公開した映画『サーミの血』を、今回、1週間限定で再公開いたします。

『サーミの血』の舞台となる1930年代、スウェーデンのサーミ人は他の人種より劣った民族として差別されていました。この物語は、サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャの、差別に抗い生きる姿を描いています。監督のアマンダ・シェーネルはサーミ人の血を引いており、自身のルーツをテーマにした短編映画を撮った後、長編映画デビュー作となる本作でも同じテーマを扱いました。また、エレ・マリャ役のレーネ=セシリア・スパルロクは、今もノルウェーでトナカイを飼い暮らしているサーミ人で、劇中の民族衣装、小道具、トナカイの扱いなどはすべて正確に再現されています。

『アナと雪の女王2』でサーミ人の文化に興味を持たれた方は、是非『サーミの血』をスクリーンで御覧ください。

家族、故郷を捨ててでも 少女が願ったのは自由に生きること
北欧スウェーデン、知られざる迫害の歴史―
幻想的で美しい自然の大地ラップランドに、
サーミの歌ヨイクが響く

2016年 東京国際映画祭で審査委員特別賞と最優秀女優賞をW受賞!
北欧スウェーデンから届いた、監督自らのルーツに迫った渾身の感動作!

2016年東京国際映画祭で審査委員特別賞と最優秀女優賞をダブル受賞、北欧最大の映画祭のヨーテボリ国際映画祭2017では、前年度『ヒトラーの忘れもの』が受賞した最優秀ノルディック映画賞を獲得。その他、世界の映画祭でも絶賛の声が相次ぐ本作は、北欧スウェーデンの美しい自然を舞台に描かれるサーミ人の少女の成長物語であり、差別に抗い生き抜く姿に心打たれる感動作である。

サーミ人とは、ラップランド地方、いわゆるノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北部とロシアのコラ半島でトナカイを飼い暮らし、フィンランド語に近い独自の言語を持つ先住民族。映画の主な舞台となる1930年代、スウェーデンのサーミ人は他の人種より劣った民族として差別された。

【STORY】

忍び込んだ夏祭りで、あなたに恋をした―私を連れ出して


1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、教師は「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げる。

そんなある日、エレはスウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラスと出会い恋に落ちる。トナカイを飼いテントで暮らす生活から何とか抜け出したいと思っていたエレは、彼を頼って街に出た――。

『サーミの血』(2016年/スウェーデン、ノルウェー、デンマーク/108分/南サーミ語、スウェーデン語/原題:Sameblod/DCP/シネマスコ―プ)
監督・脚本:アマンダ・シェーネル
音楽:クリスチャン・エイドネス・アナスン
出演:レーネ=セシリア・スパルロク、ミーア=エリーカ・スパルロク、マイ=ドリス・リンピ、ユリウス・フレイシャンデル、オッレ・サッリ、ハンナ・アルストロム
後援:スウェーデン大使館、ノルウェー王国大使館
配給・宣伝:アップリンク