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【見逃した映画特集2019】金子文子と朴烈(パクヨル)

上映終了

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日時

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料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000

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青春を懸けて掴み取ろうとした、愛、そして革命。
社会の底辺で見つけた、美しくも狂おしい魂の叫び――。

『王の男』『王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間』『空と風と星の詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯』に続き、イ・ジュンイク監督が再び世界を魅了する――禁断の歴史映画の誕生!

本作は『建築学概論』『探偵ホン・ギルドン 消えた村』のイ・ジェフンと、イ・ジュンイク監督のミューズとして『空と風と星の詩人 尹東柱の生涯』で注目された新鋭チェ・ヒソがW主演を務め、2017年、韓国で大ヒットを記録。『王の運命 歴史を変えた八日間』『空と風と星の詩人 尹東柱の生涯』のイ・ジュンイク監督がメガホンをとり、大正期の日本に実在した金子文子と朴烈の愛と闘いの物語を描き出した。本作は、大鐘賞映画祭で監督賞をはじめ5冠を達成、計10冠を記録している。そして、2017年大阪アジアン映画祭では、オープニングで上映され大きな話題を呼んだ。

確かな演技力人気スターであるイ・ジェフンは、本作で朴烈役を演じるに辺り、外見を変え、日本語を学んだほか、朴烈の人生についても調べ、若きアナキストの信念を懸命に表現し、その卓越した演技により表現者として大きな転機を迎えた。 文子を演じたチェ・ヒソは、本作で大鐘賞映画祭新人女優賞と主演女優賞のW受賞のほか、韓国映画評論家協会賞、青龍映画賞などでも新人女優賞を獲得、一躍人気女優となった。 本作には多くの日本人・在日韓国人俳優が参加。布施辰治を演じた山野内扶(やまのうちたすく)やキム・ジュンハン、韓国を拠点に活動する在日コリアンの俳優キム・インウ、そして金守珍 (キム・スジン)、をはじめとした劇団「新宿梁山泊」のメンバーが顔を揃える。日韓両国の実力派俳優による共演も見どころになっている。

STORY

1923年、東京。社会主義者たちが集う有楽町のおでん屋で働く金子文子は、「犬ころ」という詩に心を奪われる。この詩を書いたのは朝鮮人アナキストの朴烈。出会ってすぐに朴烈の強靭な意志とその孤独さに共鳴した文子は、唯一無二の同志、そして恋人として共に生きる事を決めた。ふたりの発案により日本人や在日朝鮮人による「不逞社」が結成された。しかし同年9月1日、日本列島を襲った関東大震災により、ふたりの運命は大きなうねりに巻き込まれていく。 内務大臣・水野錬太郎を筆頭に、日本政府は、関東大震災の人々の不安を鎮めるため、朝鮮人や社会主義者らを無差別に総検束。朴烈、文子たちも検束された。社会のどん底で生きてきたふたりは、社会を変える為、そして自分たちの誇りの為に、獄中で闘う事を決意。ふたりの闘いは韓国にも広まり、多くの支持者を得ると同時に、日本の内閣を混乱に陥れていた。そして国家を根底から揺るがす歴史的な裁判に身を投じていく事になるふたりには、過酷な運命が待ち受けていた…。

『金子文子と朴烈(パクヨル)』(2017/韓国/カラー/DCP/5.1ch/129分)
監督:イ・ジュンイク
出演:イ・ジェフン、チェ・ヒソ、キム・インウ、キム・ジュンハン、山野内扶、金守珍
製作総指揮:キム・ジンソン
製作:イ・ジョンセ、ショーン・キム
脚本:ファン・ソング
撮影:パク・ソンジュ
編集:キム・ジョンフン
照明:キム・ヒョソン
音楽:パン・ジュンソク
録音・音響:チェ・テヨン
サウンドミキサー:キム・ヨング
美術:イ・ジェソン
衣装:シム・ヒョンソプ
メイク:チョ・テヒ
日本語字幕:李相美、川喜多綾子
監修協力:加藤直樹
提供:太秦、キノ・キネマ
配給・宣伝:太秦