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ナディアの誓い - On Her Shoulders

上映中~2月28日(木)

(c)RYOT Films

日時

上映中~2月28日(木)

料金

一般¥1,800/ユース(22歳以下)¥1,500/シニア¥1,100/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000(土日祝¥1,300/ユース(22歳以下)会員はいつでも¥1,000)

詳細 DETAIL

2018年ノーベル平和賞受賞者 ナディア・ムラドの決意と行動

イラク北部でISISによる虐殺と性奴隷から逃れ、
人々の希望となった23歳のナディアに密着した感涙のドキュメンタリー

ノーベル平和賞2018の受賞者で23歳のナディア・ムラドは2014年8月までイラク北部の小さく静かな村、コチョ村で母と兄弟姉妹達と幸せに暮らしていた。しかし、ISIS(イスラム国)がやって来て、少数民族ヤジディ教徒の虐殺が始まる。殺されるだけではない。捕まった少女や女性は戦利品として売買や交換の対象となった。ナディア達も捕らえられ、母親と6人の兄弟は殺されてしまう。彼女は性奴隷として3ヶ月扱われた末、脱出に成功し、ドイツに逃れる。そしてナディアは2015年12月の国際連合安全保障理事会で、ISISの虐殺や性暴力についての証言を行い、ヤジディ教徒の希望の存在となる。
少し前までは、どこにでもいるような普通の女の子だったナディアの夢は、自分の村で美容室を開くことだった。普通の生活に戻る日を待ち望みながらも、故郷を奪い、家族も殺したISISの虐殺を止め、まだ捕らえられている同胞や、世界中の性暴力被害者のため、彼女は表舞台に立ち続けることを決意する。そして彼女は痛ましい体験を、苦しみながらも繰り返しジャーナリスト、政治家、そして外交官に訴え続けた。カメラは冷静に数々の困難に辛抱強く立ち向かっていくナディアに密着し、ギリシャの難民キャンプや国連本部でのスピーチまでを追っていく。そして、彼女の揺るぎない決意を浮き彫りにしていく。

NADIA’S BIOGRAPHY


ナディア・ムラドは2018 年のノーベル平和賞受賞者です。また、彼女は当事者として国連初の人身売買の被害者らの尊厳を訴える国連親善大使です。 彼女はまた、スペイン国連協会からクリントン・グローバル・シチズン賞、平和賞を受賞し、グラマー・マガジンでは2016 年の女性賞を受賞しました。 ナディアは2015 年以来、国際刑事裁判所に人種差別罪と人道に対する罪を訴え、IS を国際刑事裁判所に提訴するよう取り組んでいます。

【STORY】
ノーベル平和賞2018の受賞者、ナディア・ムラドはISIS(イスラム国)による虐殺と性奴隷から逃れた23歳のヤジディ教徒だ。彼女は、普通の女の子のように生きたいと思う時もある。しかし残された同胞のため、国連などの国際的な表舞台で証言を続け、やがては同郷の人々の希望の存在となっていく。

『ナディアの誓い - On Her Shoulders』
(95分/ドキュメンタリー/2018年/アメリカ)
監督: アレクサンドリア・ボンバッハ
プロデューサー:ヘイリー・パパス、ブロック・ウィリアムス
製作総指揮:ブリン・ムーザー、マット・イッポーリト、マリー・テレーズ・ギルジス、アダム・バーダック、アリソン・グレイマン
共同製作者:エリザベス・シェイファー・ブラウン
作曲:パトリック・ジョンソン 編集:アレクサンドリア・ボンバッハ
追加編集:マイケル・ブカゾ クリエイティブ・コンサルタント:デイヴィッド・ウィルソン 編集コンサルタント:ダグラス・ブラッシュA.C.E.
撮影監督:アレクサンドリア・ボンバッハ
追加撮影監督:カリー・マクソン、サム・クレッチマー
出演:ナディア・ムラド、ムラド・イスマエル、アマル・クルーニー 他
配給:ユナイテッドピープル 原題:On Her Shoulders