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中国人ノイズ音楽家のメイ・ジヨンは、近年、その活動の場を中国本土のみならずヨーロッパや日本にも拡大させる一方で、自らの表現をサウンドのみに限定せず、映像や写真といった領域での作品制作にも積極的に取り組んでいます。今回、メイが東京に滞在する日程に合わせて急遽3日間限定で開催されることとなった写真展『無映射 ─ No Mapping Shadows』は、彼自身にとって初の個展であり、その視点は“外側の世界”ではなく、中国本土の人びとの営みや日常風景に向けられています。
(c) Mei Zhiyong
(c) Mei Zhiyong
(c) Mei Zhiyong
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梅志勇｜Mei Zhiyong｜メイ・ジヨン
1984年、中国山東省生まれ。長春市在住。北京を拠点とするノイズ・コミュニティ「NOJIJI」の一員。自主レーベル「Fazztape」を主宰。2012年に故ズビグニュー・カルコウスキーとアップリンクのサポートにより初来日を果たす。以降、2015年にはスイスのノイズ・アクティビスト、デイヴ・フィリップスのサポートによりヨーロッパデビューを果たし、その翌年も再びヨーロッパでツアーを行う。今年3月より中国本土・香港・マカオ・日本・韓国を舞台に、ほぼデイリーに異なる都市で演奏を行うという過密なツアー「BLACKHOLE TOUR」を敢行中である彼は、現在中国において最も積極的に音楽活動を展開しているノイズ音楽家の一人である。