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ファンファーレ・チォカリーア来日記念写真展

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世界最速!炎のジプシー・ブラス・バンド、ファンファーレ・チォカリーアの来日を記念して、彼らの故郷ゼチェ・プラジーニ村や、ツアーの様子、フジロック来日時のオフショットなど、ユーモラスで味わい深いオジサン達の魅力に迫ります。

『ファンファーレ・チォカリーア』
現在のジプシー音楽を代表し、絶大な人気を誇る、世界最速最強のジプシーブラス・バンド。ルーマニア北東部の寒村ゼチェ・プラジーニ出身。バンド名は「ヒバリのブラス・バンド」を意味する。1998年にアルバム・デビュー。初の欧州~日本ツアーを追ったドキュメンタリー『炎のジプシー・ブラス』(2004年日本公開)が作られ、さらなる人気を獲得。2006年に栄誉ある英国BBC Radio 3のワールドミュージック賞を受賞、世界的に大ヒットした映画『ボラット』(07年日本公開)では、彼らがカバーしたステッペン・ウルフの「ワイルドで行こう」がエンディング曲に使用された。00、04、05、08年の来日公演は、いずれも大成功を収め、05&08年の公演では、渋さ知らズオーケストラとも共演し話題となった。今年3月に新作アルバム『悪魔の物語』をリリース、7月には満を持してフジロックフェスティバルに登場、10月には6年ぶり5度目となる来日ツアーが全国7カ所で予定されている。
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『ジプシー・ブラス・サウンドとは?』
映画『アンダーグラウンド』(1995年カンヌ映画祭グランプリ)や『黒猫・白猫』で注目され、いまだにファンを増やし続けるジプシー・ブラス・サウンド。16世紀頃からバルカン半島を支配したオスマン帝国の軍楽がこの音楽のルーツであり、その軍楽隊は太鼓と大量の笛で構成されていた。それが19世紀頃には当地のジプシーたちによりトルコの笛からヨーロッパのブラスへと持ち替えられ、バルカン半島の様々な民族の伝統音楽のメロディ、リズムが混ざりあう中で形作られた。また同時に音楽の意味も軍楽から冠婚葬祭という日常性の中へと変化していった。