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Jibaro Times | La Mano Fria Report Part.9 : Infiltrate Zine

詳細 DETAIL

グラフィック・デザイナー、タイポグラファー、グラフィティ・ライター、オーガナイザーであり、マイアミを拠点とする音楽レーベル「Beta Bodega Coalition」を主宰するアーティスト「La Mano Fria」(ラ・マノ・フリア)による新作エキシビジョンを開催します。テーマは“Infiltrate=侵入”。展示初日にはアーティストとゲストによるトーク&ライブイベントあり。


Infiltrate(インフィルトレイト=侵入する)。このアイデアは、1999年に、マイアミで開催されたWMC(Winter Music Conference)に対抗するイベントとして、La Mano Fria(ラ・マノ・フリア)が行ったInfiltrateというイベント・運動が起点となっている。これは、巨大なコントロール・システムに対抗する代わりに、システムの内部に侵入し、システムそのものの力を利用して、自らが作りたい、組織したいと考えるものを構築するという思考のことだ。この思考は、過去17年のLa Mano Friaのすべてのプロジェクトの誕生に貢献してきた。そして、2001年からそのプロジェクトの一部は東京をベースとして行われてきた。今回の個展では、アンダーグラウンドな東京とマイアミの音楽とデザインのカルチャーが12年以上融合したときに起こる、精神と視覚によるインスタレーションが行われる。

オープニングイベント!!!!!

TALK:La Mano Fria × 荏開津広
LIVE:La Mano Fria × 河村康輔 × Brian Flanagan

1月22日(水)19:00開場/19:30開演
¥2,000(1ドリンク付き/予約できます
会場:UPLINK FACTORY

La Mano Fria

グラフィック・デザイナー、タイポグラファー、グラフィティ・ライター、オーガナイザー。ニューヨークで育ち、現在マイアミ在住。マイアミを拠点とする音楽レーベルBeta Bodega Coalitionのレーベルオーナー。1996年、自身のオリジナルブランドRice and Beansを立ち上げ、NYCにあったBobbito Garciaの伝説のショップFootworkから販売をスタートする。1999年には音楽レーベルを設立し、所属アーティストに加え、Prefuse73、Common、Raekwon、Pharoah Monche、The Last Poets、Dead Prez、DJ 3000などのCDや12″シングル、ロゴやT-Shirtsのデザインを手掛ける。また、日本ではStudio Voice誌の表紙へのグラフィック提供や、Tokion、Fader、remix、blast、Massage、Woofin’など各誌でインタビュー等の特集を組まれ、バルセロナSonar2004、またコロンビアMedelink2008への出演、2005年ポルトガルAuditorio Serralves、2004年オランダTag Gallery、2005年からは定期的に東京UPLINK GALLERYでアートエキシビジョンを行い、2006年よりBEAMS Tを中心にRice and Beansの日本での販売をスタート。2010年よりMiami Beer Tour/Tokyo Beer Tourプロジェクトを開始。Asahi、Kirin、Hitachino Nest Beer(日本)、Minerva and Magna(メキシコ)、Sweetwater、New Belgium Brewery、Hatuey(アメリカ)などをクライアントにアート・プロジェクトを行う。その他、GPKクルーと共に、パーヴィス・ヤング基金が手がけたPurvis Young Graffiti Hall of Fameへの参加や、マイアミのアートギャラリーProduct81とSouth Florida Ford社のカルチャー・コンサルタント、Ista Magazine、Ista Culture Seminarの制作などを担当。最近では、マイアミの美術館、Museum of Art | Fort Lauderdaleで開始されたJETSプロジェクトにてライブアートを行っている。