イベント EVENT

『ザ・パス〜パルバティ・バウル・イン・ジャパン2018』完成上映会(トーク出演:阿部櫻子、井生明)

11月5日(火) 18:30開場/19:00上映開始〜上映後トーク

パルバティ・バウル

日時

11月5日(火) 18:30開場/19:00上映開始〜上映後トーク

料金

¥2,500(1ドリンク付き)

詳細 DETAIL

インドのバラモン階級の家庭に生まれながら、どのカーストにも宗教にも属さず、国境をも越えて托鉢の旅を続ける吟遊詩人「バウル」として生きる道を選んだ一人の女性「パルバティ・バウル」。昨年実現した彼女の初来日とインドでの活動を追ったドキュメンタリーを初上映。

トーク出演

阿部櫻子(プロデューサー / ディレクター)

井生明(アシスタントプロデューサー / 撮影 / インド音楽専門家)


上映作品

『THE PATH ~ Parvathy Baul in Japan 2018』


(2019年/76分/ベンガル語・ヒンディー語・英語・日本語/日本語字幕・英語字幕)
制作・監督:阿部櫻子

 2018年の6月、パルバティ・バウルが日本にやって来た。バウルとは、インド・西ベンガル州とバングラデッシュで、身分にも宗教にも捉われずに『舞い歌う人々』のことだ。

 バラモン階級の家庭に生まれ育ったパルバティ・バウルは、1990年代、家を出て『バウル』になることを選び、師匠の下で修業、それから30年近い歳月が過ぎた。

 こんなパルバティに、日本人のひとりの友人がいた。この映画は彼女がバウルになる以前から友人だった監督の手によって、インドと日本公演の様子が撮影され、2019年春にドキュメンタリー映画として完成した。

 インドでカーストも宗教にも捉われずに生きる『バウル』とは何なのか? 吟遊詩人とも芸能民とも言われ、類稀な歌ごえを持つパルバティ・バウルの半生とは? 日本公演の日々を辿りながら、バウルというひとつの生き方を探るドキュメンタリー第一弾。

 上映後には現在も続編に向けてパルバティ・バウルの撮影を続けている監督の阿部櫻子と、インド音楽の数々の公演制作を手がけ、今回の映画製作にも加わった井生明(いおうあきら)とのトークショーも行われる。


阿部櫻子
映像制作チーム・サキプロ代表/フリーランスの映像ディレクター。
1992年から1995年インドに留学。そこでバウルになる前のパルバティと出会う。
帰国後ヒンディー語通訳を経て、映像の仕事を始める。NHKBSの「グレートサミッツ」「にっぽん百名山」など山の番組のディレクターを多く務める。著書に2009年『インド櫻子ひとり旅』。