SUBLIME FREQUENCIES DOCUMENTARY NIGHT｜ヒシャム・マイェット、ロバート・ミリス来日記念上映会
5月21日（火）19:00開場/19:30上映開始（上映後トークショー）
写真左よりロバート・ミリス、ヒシャム・マイェット
日時
5月21日（火）19:00開場/19:30上映開始（上映後トークショー）
料金
一律￥2,000
詳細 DETAIL
西アフリカ・ベナンのヴォドゥン（ブードゥー）信仰の祭礼を記録した映像作品『Vodoun Gods On The Slave Coast』と、音や音楽が充満するインドの日常と非日常を行き来した旅の記録『This World is Unreal Like A Snake in A Rope』。サブライム・フリーケンシーズよりリリースされた二つのドキュメンタリー作品の上映とトークショー！
シアトル拠点の音楽レーベル「サブライム・フリーケンシーズ(Sublime Frequencies)」の創設者の一人として知られる、映像作家/写真家のヒシャム・マイェット。そしてNY出身のリサーチャー/サウンド・アーティスト、ロバート・ミリス。この二人の来日を記念し、両者がサブライム・フリーケンシーズよりリリースした映像作品をアップリンク渋谷にて上映します。
上映後にはライターの大石始氏を迎えてトークショーを開催。世界各地にかつて存在した（或いはその地域だけで演奏され続けてきた）音楽の発掘・記録・紹介を続けてきたマイェット氏、インドに1年間滞在しSP盤の収集を通してインド音楽の研究に没頭したというミリス氏、そして近年は日本各地の祭りや音頭に着目しフィールドワーク取材を重ねている大石氏という顔ぶれによる貴重なミーティングの場となるでしょう。（5/15追記：かねてよりロバート・ミリス氏と親交のあるsoi48の宇都木景一さんも、トークに駆けつけていただけることになりました！）
尚、開場から上映開始までの時間はロバート・ミリスが場内BGMを担当します。もちろんサブライム・フリーケンシーズのリリース作品の直売もあります。
トーク出演
上映作品
ヒシャム・マイェット（Sublime Frequencies / 映像作家 / 写真家 / リサーチャー）
ロバート・ミリス（サウンド・アーティスト / リサーチャー）website
大石始（ライター）website
宇都木景一（soi48）
通訳：大城真（BasicFunction）
上映作品
Hisham Mayet『Vodoun Gods On The Slave Coast』(2014年/48分)
ヴォドゥン（ブードゥー）と呼ばれる神々の起源の地ベナンでは毎年、神聖な踊りや儀式を含む祭礼が行われる。かつてダホメ王国として知られたベナンは、16世紀から19世紀にかけて大西洋を横断する奴隷貿易の拠点として奴隷海岸（Slave Coast）とも呼ばれた。現在でも、ヴォドゥン信仰はベナンの日々の生活と密接に関わっている。2011年1月にヴォドゥンの祭礼を撮影したこの映像作品によって、古来の宗教に関連する印象的な儀式を垣間見ることができる。
Robert Millis『This World is Unreal Like A Snake in A Rope』(2011年/55分/DVD上映)
インドのタミルナド州のトランス儀式、街中やお寺の音楽、お祭り、パレード、都会の騒音、古いお寺、花火…。まるであなたがそこに居合わせたかのような旅のドキュメンタリー。古くて新しい、豊かで貧しい、静かで混乱しているインドを知ることは不可能だが、一人の人間によって記録された、その場、その瞬間限りのインドの複雑で魅惑的な音の数々。