イベント EVENT

映画『ラジオ・コバニ』上映+トーク “フォト・ジャーナリスト” という生き方 ゲスト:安田菜津紀さん

2019/4/11(木)18:50開場 19:00~上映 20:15~トーク開始

日時

2019/4/11(木)18:50開場 19:00~上映 20:15~トーク開始

料金

【前売】(4/10正午まで販売)一般 ¥1,800 / ユース(22歳以下)¥1,500 
【当日券】(4/10正午以降販売)一般 ¥2,000 / ユース(22歳以下)¥1,700

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詳細 DETAIL

安田菜津紀さんに、素朴な疑問をぶつけます!

「学生中はどんな勉強をしていたの?」
「フォト・ジャーナリストを志したきっかけは?」
「現地の宿泊や食事の手配、通訳などのコーディネーターはどうやって探すんですか?」
「身の安全を守るために、気を付けていることは?」
「カメラはどんな機種を使っていますか?」


フォトジャーナリストという仕事に興味のある方はもちろん
将来どうやって働いていくか思いを巡らせている方々のご参加もお待ちしています

トルコとの国境に近いシリア北部のクルド人街コバニを舞台に、「イスラム国」(IS)の占領から解放された人々の未来への希望と連帯を、20歳の大学生ディロバン・キコさんの暮らしに寄り添い描いた映画『ラジオ・コバニ』

2018年の日本公開時にコメントを寄せてくれたフォト・ジャーナリストの安田菜津紀さんは、シリアの紛争の現状とその地に生きる人々の取材を重ねており、今年1月にもコバニを含むシリア北部を訪れ、ディロバンとも面会を果たしました。
イベントでは『ラジオ・コバニ』上映の後に安田さんに登壇いただき、今回のシリア取材の経緯、現地の様子に加え、取材を決意した背景や、渡航の手配や段取りなど、「フォト・ジャーナリスト」としての働くためにどのような準備が必要か、また情報収集手段や安全対策についても伺います。

【安田菜津紀さん取材レポート】
ラジオ・コバニ、その後(シリア/2019.1) 

撮影:安田菜津紀

イベント終了後には、安田さんとサヘル・ローズさんの新刊『あなたと、わたし』の販売とサイン会も実施予定です

●映画『ラジオ・コバニ』上映

シリア北部のクルド人街コバニは、2014年9月から過激派組織「イスラム国」(IS)の占領下となるも、クルド人民防衛隊(YPG)による激しい迎撃と連合軍の空爆支援により、2015年1月に解放された。人々はコバニに戻って来たが、数カ月にわたる戦闘で街の大半が瓦礫と化してしまった。
そんな中、20歳の大学生ディロバンは、友人とラジオ局を立ち上げ、ラジオ番組「おはようコバニ」の放送をはじめる。生き残った人々や、戦士、詩人などの声を届ける彼女の番組は、街を再建して未来を築こうとする人々に希望と連帯感をもたらした。

●安田菜津紀(フォト・ジャーナリスト)

1987年神奈川県生まれ。Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。