イベント EVENT

This is チェコアニメ!2019 ~超ディープな世界への誘い~

11月16日(土)【1回目】16:30 【2回目】19:30

日時

11月16日(土)【1回目】16:30 【2回目】19:30

料金

一律¥1,800(ドリンク付)

詳細 DETAIL

アップリンク&チェコチェコランド presents
This is チェコアニメ!2019
~超ディープな世界への誘い~

アップリンクの名物企画
チェコアニメの上映とその裏話トークのイベント
「This is チェコアニメ!」今年も開催します!
毎回、ソールドアウトのこのイベント、今年で6年目!
今年は5月18日(土)、8月17日(土)、11月16日(土)と3日開催します!

戦後、突然変異的に現れたチェコのアニメーション。
詩的でファンタジックで、ユーモアたっぷりで、様々な表現方法が駆使されており、カンヌやベネツィア、ベルリンなどの国際映画祭の受賞歴も豊富で常に世界中のクリエーターの注目の的でした。

今年は、5/18はクルテクの作者ズデニェック・ミレルの特集。
ズデニェック・ミレルはチェコのカートゥーンアニメの“王様的存在”。
ミレルの本質はクルテク以外の作品にあります!
繊細でユーモラスでアート性の高いミレルの作品のベスト・プログラムを用意しました!

8/17は“チェコアニメ史上本当の天才”ミロスラフ・シュチェパーネクの特集。
チェコアニメの関係者は言います。
「本当の天才は、トルンカでも、ポヤルでも、シュヴァンクマイエルでもない。シュチェパーネクだ。」
トルンカ以降のチェコアニメの美術を支えた男との作品集。また何故、これほどの天才が世に名前を残さなかったのか、上映後のトークショーもお楽しみに!

11/16は
シュヴァンクマイエルの最大のホラー映画「ルナシー」を上映!
観ると必ず元気を失くすこの作品。次の日に仕事がある人は観ないでください。そして、現在“リア充”な方もお勧めしません…。

上映後は、少し休憩をはさみ、“チェコアニメに命を捧げた男”アットアームズの眞部(まなべ)の出番です。
日ごろ、チェコの権利元や作家、作家の遺族と壮絶な交渉を行っている眞部だけが知っているチェコアニメの舞台裏を激しく、そして大爆笑の内容でお届けします。
初めてチェコアニメをご覧いただく皆様も眞部のトークで、チェコアニメの深い理解と面白さを楽しんでいただけます!
上映70~80分とトークが70分ぐらいのイベントです。
(※11/16は上映時間が長いためトーク時間は30~40分ぐらいになります)

5/18(土)①16:00~ ②19:30~

「ズデニェック・ミレル・ベストセレクション」
~チェコで最も成功した男の詩と儚さの世界~

チェコのアニメの歴史は“人形アニメ”の歴史。それは戦後、世界を席巻していたディズニー作品に対抗するため同じ“絵のアニメ”ではなく、“人形のアニメ”を構築したのです。しかし、“絵のアニメ”でディズニーに対抗し、全く違う世界観で世界をうならせた男がズデニェック・ミレル。クルテクで有名なミレルですが、彼の本質はその他に作品にこそあります。ミレルの描いた“詩”と“儚さ”の世界を存分にご覧頂きます。

≪上映作品≫(上映時間76分)
全作ズデニェック・ミレルの監督・美術作品。

1.知りたがりワンちゃんとこいぬ(1960年/11分)

2.アオネコとともだち(1959年/14分)

3.コオロギくんとバイオリン(1978年/5分)

4.クマのクブラとクバ・クビクラ(1955年/16分)

5.月のおはなし(1958年/14分)

6.イモムシくんは大スター(1967年/16分)


8/17(土)①16:30~ ②19:30~

「チェコアニメ史上“本当の天才”ミロスラフ・シュチェパーネクの世界」
~歴史に名を残さなかった稀代の天才の正体~

チェコアニメにはキラ星の如く巨匠がいます。トルンカ、ポヤル、ティールロヴァー、ゼマン、シュヴァンクマイエル…。
でも、チェコアニメの関係者は口を揃えて言います。「本当の天才はシュチェパーネクだ。」その意味は彼の作品をご覧頂くとわかります。そして、それほどの天才がなぜ、名を残していないのか?それは上映後のトークショーで全てお話します。

≪上映作品≫(上映時間84分)

1.ふしぎな庭シリーズ~動物がすきな男~(1974年/15分)
監督 ブジェチスラフ・ポヤル 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

2.ぼくらとあそぼう!~セイウチのはなし~(1970年/13分)
監督 ブジェチスラフ・ポヤル/ミロスラフ・シュチェパーネク
美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

3.ネコのお絵描き(1960年/13分)
監督ブジェチスラフ・ポヤル 美術ミロスラフ・シュチェパーネク

4.親方とカナヅチ(1958年/10分)
監督 ヴァーツラフ・ベドジフ 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

5.おじいさんは40人(1962年/8分)
監督ヴァーツラフ・ベドジフ 美術ミロスラフ・シュチェパーネク

6.剣の結末(1967年/4分)
監督 イヴァン・レンチ 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

7.ブラックアンドホワイト(1983年/3分)
監督 ヴァーツラフ・ベドジフ 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

8.シューティングギャラリー(1969年/5分)
監督・美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

9.復讐(1968年/13分)
監督 イジー・ブルデチカ 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク


11/16(土)①16:30~ ②19:30~

「シュヴァンクマイエル最大のホラー『ルナシー』とシュヴァンクマイエルの素顔」
~引退を表明してから1年後のシュヴァンクマイエルの毎日~

(上映時間123分)
ついに“This is チェコアニメ!”にシュヴァンクマイエルの最大のホラー「ルナシー」(2005年/123分)が登場。
観れば必ず元気を失くすこの映画…。シュヴァンクマイエルのイデオロギーが全て詰まっています。人生に“幸せ”を求める方は絶対に観ないでください。…でも人間の”真実“が描かれています。そして、シュヴァンクマイエルとなれば上映後のトークは必聴!シュヴァンクマイエルと10年以上の付き合いがあり、シュヴァンクマイエルの作品以上に“シュールな日常”を知る眞部の話は作品以上に興味のある方も多いと思います!
昨年に8月に引退を表明したシュヴァンクマイエルですが、彼は今、どういった生活を送っているのでしょうか?
そんなシュヴァンクマイエルの現状のお話もお楽しみに!
※この回は上映時間が長いため、上映後のトークショーが30分~40分ぐらいになると思います。ご了承お願いいたします。

≪上映作品≫

ルナシー(2005年/123分/R-15)
監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル

【チェコアニメに命を捧げる男とは?】
365日24時間、常にチェコのアニメや絵本のビジネスに奔走する男、
アットアームズの眞部学(まなべがく)。
チェコアニメの配給や大人気キャラクター森の妖精アマールカを日本に持ってきた上、
数々の問題をクリアしチェコ人気No.1のモグラのクルテクの日本での商品化に成功した人物。チェコのアニメと絵本のビジネスだけをしている世界唯一の人物!彼の熱っぽい言葉と愉快な人柄に触れてください!あっという間にチェコアニメの虜です!

配給:アットアームズ
Ⓒ Krátký Film Praha, a.s.
Ⓒ Athanor