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F/T ディスカッション「アジア・トランスフィールド プノンペンの最新カルチャー」(トーク出演:歌川達人、山川陸、加藤直徳)

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国際舞台芸術祭F/T18(フェスティバル/トーキョー2018)が10月13日(土)より一ヶ月間に渡り開催されます。アップリンク渋谷では、F/T18でフィーチャーされるプノンペンのカルチャーシーンについて、トークと映像上映を通して紹介するクロスオーバー企画を開催します。

F/Tが今回のアジアシリーズでスポットをあてる国/都市であるカンボジアのプノンペンは、多ジャンル、多国籍のアーティストが活動し、国際的なカルチャーシーンで注目が集まっている。『フィールド:プノンペン』で、新作ドキュメンタリーを発表する映像作家・歌川達人と、会場設計を担当する若手建築家の山川陸が、撮りたての映像を交え、プノンペンのカルチャーシーンを紹介するトーク企画。歌川達人による新作ドキュメンタリー『東京2018プノンペン』もラフカットで上映予定。『ATLANTIS』編集長の加藤直徳をゲストに向かえ、トークをナビゲート。これからのアジアの境界を越えた文化のあり方を考えていく。

出演者

歌川達人(うたがわ・たつひと)

1990年生まれ。立命館大映像学部卒。NHK番組や劇映画、CMの現場でキャリアを積む。中編ドキュメンタリー『カンボジアの染織物』がカンボジア国際映画祭2018で上映。ギリシャのBeyond the borders international documentary festival2018にて審査員賞を受賞。タイの僧侶を追った企画が山形国際ドキュメンタリー映画祭2017ラフカットに選出され、現在編集中。

▼映画『カンボジアの染織物』予告編

山川陸(やまかわ・りく)

1990年生。建築家。東京藝術大学美術学部建築科卒業。松島潤平建築設計事務所に勤務(2013-15年)後、同大学美術学部教育研究助手。2010年よりグリ設計名義で活動。近作に『オブジェクトディスコ』(2016-)、『WWFes2018』空間構成(2018)、新聞家『屋上庭園』美術制作(2018)等。

加藤直徳(かとう・なおのり)

1975年生まれ。編集者。学生時代から白夜書房でアルバイトをし、その後入社。2004年にトラベルジャーナル誌『NEUTRAL』(白夜書房)を創刊。イスラム、美女、月、水など普遍的なテーマを特集した。2008年には、より旅にフォーカスした雑誌『TRANSIT』(講談社MOOK)を創刊。2016年9月発売の33号まで編集長を務める。2016年よりBOOTLEGに所属し、『ATLANTIS zine』(SPBS)を制作。現在、2018年7月創刊の雑誌『ATLANTIS』(BOOTLEG)の編集長として活動している。「境界 THE BORDER」をテーマとしたIssue 1が好評発売中。

【関連イベント】

フェスティバル/トーキョー18
アジアシリーズ vol.5 トランス・フィールド
『フィールド:プノンペン』

肌で感じる、プノンペンの街とアートシーン

多ジャンル、多国籍のアーティストが活動する懐深い文化都市・プノンペン。本企画では、複数のアーティストによる作品展示のほか、同地で撮影された映像作品の上映を通し、そのアート事情を紹介します。また、日本のアーティストとのトークも開催するなど、プノンペンと東京、異なるフィールドを、アートを通じて重ねつつ、それぞれの文化、社会についても思考を深める場をつくっていきます。

会場:北千住BUoY
日程: 11/10(Sat)14:00-21:30|11/11(Sun)14:00-20:30 ※途中入退場自由
言語:英語・クメール語(日本語逐次通訳つき)
入場料・展示:500円(予約不要) 
トーク・上映:予約優先

▼詳細はこちらから
https://www.festival-tokyo.jp/18/program/PhnomPenh