★ライブ出演者はバラヤーさんとAgyptischeさんです(当初、告知されたビルグーンさんの出演はキャンセルとなっていますのでご了承ください)
監督:Benj Binks 翻訳:玉川千絵子(5th-element.jp)
遊牧民や僧侶のイメージはもう古い! 21世紀のモンゴル社会を動かしているのは、ヒップホップだ。本作『モンゴリアン・ブリング』では、首都ウランバートルの音楽シーンの盛り上がりや、女性たちに囲まれ貴金属を身につけて車を乗り回す、モンゴル国内で有名なヒップホップ・スターたちの姿が描かれている。しかし、そのきらびやかなシーンの裏で、モンゴル社会は民主化の失敗という問題を抱え、年配者たちは伝統的な文化が失われつつあることを嘆いている。多くのアーティストが西洋文明にあこがれる中で、ごく少数ではあるが、社会的・政治的な障壁を壊したり、歴史ある伝統音楽を現代的なリズムや歌詞に取り入れることで、自分たちの新しいアイデンティティをつくろうとしているアーティストたちも確かに存在する。
バヤラー
ウランバートル出身。10歳からヒップホップを聴き始める。2015年から自分でもラップを始める。
Agyptische
お問い合わせ:フィフスエレメント(音楽で社会を紐解く有志の集まり)