根本敬(ねもと・たかし|ねもと・けい)
1958年東京生まれ。東洋大学文学部中国哲学科中退。「ガロ」1981年9月号「青春むせび泣き」にてデビュー。これまでの連載は「平凡パンチ」、「月刊現代」、進研ゼミの学習誌からエロ本までと多岐に渡る自称・特殊漫画家。代表作に『生きる』『怪人無礼講ララバイ』『学ぶ』『TURTLE HEAD’S SOUP(亀ノ頭のスープ)』など。分筆の仕事では、主な著書に『因果鉄道の旅』『人生解毒波止場』『電氣菩薩<上巻>豚小屋発犬小屋行きの因果オデッセイ』など。幻の名盤解放同盟の活動を通して培われた知識と独自のセンスにより生まれたDJプレイスタイルが音楽シーンでも異彩を放つ。近年は世界共通の名盤レコードのジャケ画を描き続けており、それらをまとめた画集『ブラック・アンド・ブルー』が話題に。2000年10月より渋谷のアップリンクで始まり、現在は根本敬の唯一の“連載”であるともいえる月例トークイベント「映像夜間中学」。その内容は、以下の根本氏の言葉に集約されている。
「暗黙の了解を前提とした密室の秘め事でこそ“本当”の言葉が生きる。だから、やるんだよ!」(根本敬)