24歳。
医療系事務職で働く女。
ハラスメントから心を病み、社会を恨み、復讐を決意。
狙いは全員の抹殺。
夜な夜な自宅で不気味な実験を繰り返す彼女。
そして、復讐代行業者に依頼する。
サイエンスの知識を駆使した、凶悪な犯行が、今幕を開ける。
ほか
監督・脚本・作曲:天野友二朗
楽曲演奏:新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団、渡辺裕太(Gt)、吹野クワガタ(pf)、加藤裕一(ba)
特殊造型協力:ソイチウム、はきだめ造型
出演:みやび、宮内杏子、広瀬慎一、三好康司、庄大地、藤村忠生、小野孝弘、吉村きりを、水津亜子、藤井美玲、工藤杏子、木村梨乃、鵜飼祥己、
滝けい子、藤田慎太郎、藤原絵里、一高由佳、上田うた、見里瑞穂、真柳美苗、保土田智之、佐々木勝己、井坂優介、天野友二朗、冨田智、内田崇正
現代社会の、会社組織におけるハラスメントをはじめとする、表面化しにくい問題点と、それに無関心な周囲。
現代人特有の排他的な集団心理や、閉塞的な社会の現状を、新たな切り口から描写。
実際にあった事件をベースにしつつも、リアルな描写ではなく、
架空の設定を練りこみつつ、復讐劇という形でフィクションとして描く。
かつて邦画にあった『殺し屋1』のような奇抜なホラーとして描写。
章ごとに違うアプローチで迫る。
「私は戦い続けるんだ。自由を手にするその日まで。」
1990年、兵庫県生まれ。
もともと映像制作を志していたものの、人と違う経験を積むべく、大学・大学院と医学系研究を学ぶ。
鳥取県での大学時代、機材費以外予算0円で撮った作品『灰色の青春』が、
TAMA NEW WAVEある視点部門入選、福岡インディペンデント映画祭入選、JCF学生映画祭グランプリ受賞。
上京後、深田晃司監督・土屋豊監督主催の独立映画鍋に入会。
低予算、極小のスタッフ数で本作の制作に着手。本作を正式に第一回監督作とクレジット。
本作の職場シーンは、予算の都合上3日で30シーンという過酷な条件下で撮影。
これをもとに、今後複数企画を予定。