藤本国彦プロデュース
ビートルズの世界
AROUND THE BEATLES
2016年は、来日50周年やライヴ・ドキュメンタリー映画『EIGHT DAYS A WEEK』公開、さらにリンゴ・スター再来日公演など、21世紀以降、最大の盛り上がりを見せた記念すべき1年となりました。
そして2017年は、20世紀のロックの金字塔と称えられる名盤『サージェント・ペパーズ』発売から半世紀。いまなお聴き継がれるビートルズの魅力はいったいどこにあるのか。2017年3月から8月までの全6回、毎回ゲストもお招きしながら、いまなお新たなファンを獲得し続けるビートルズの世界を、人・音・出来事…などのテーマ別に毎回ゲストをお迎えし、様々なエピソードもまじえながら多角的に迫るスペシャル・トーク・イベントです!
プロデュース/出演:藤本国彦
【全6回の日程と主な内容】
3月26日(日)19:00
歌詞の世界
ゲスト:野口淳(ビートルズ資料館元館長)、朝日順子(英会話講師・翻訳家)
ビートルズの音については幅広い考察がありますが、歌詞についてはあまり伝わっていません。ビートルズは何を歌っているのか。歌詞の魅力について、英語に精通している野口淳氏と朝日順子氏のお二人をゲストに迎えて解説します。
4月21日(金)19:30
音の世界
ゲスト:オカモトコウキ(OKAMOTO’S)
ビートルズはなぜ、21世紀の現在もなお現役グループであるかのような存在であり続けるのか。OKAMOTO’Sのギタリストであり、バンドきってのビートルズ好きでもあるオカモトコウキ氏をお招きし、曲作りと演奏の独自性について探ります。
5月27日(土)19:00
ジョージ・マーティンの世界
ゲスト:新田和長(レコード・プロデューサー)
ビートルズの革新的な音作りは、プロデューサーのジョージ・マーティンがいたからこそ成しえたものです。ジョージ・マーティンに「最高の弟子」に認定されたレコード・プロデューサー新田和長氏に、数々の想い出を伺います。
6月16日(金)19:30
公開定例会:スタジオ・レコーディングの世界
ゲスト:川原伸司・杉真理・松尾清憲
「イエロー・サブマリン音頭」の発案者であり、作曲家「平井夏美」としても知られる川原伸司氏、ビートルズのオマージュ・バンド「BOX」も生み出した杉真理・松尾清憲の両氏を交えた、2009年・2011年に続く3度目の「公開定例会」です。
7月15日(土)19:00
ライヴの世界
ゲスト:島乙平(ビートルズ・コレクター)
ライヴ・バンドだったビートルズの魅力を、ドキュメンタリー映画『EIGHT DAYS A WEEK』のエピソードをまじえ、日本有数のコレクター・島乙平氏所蔵の当時の海外の貴重なツアー・パンフレットやチケットとともに紹介します。
8月20日(日)19:00
メンバーを取り巻く世界
ゲスト:星加ルミ子
昨年1年間、好評のうちに幕を閉じたトーク・イベントの主役・星加ルミ子氏に、『ミュージック・ライフ』の元編集長としてビートルズに65年から69年までの5年間、間近で接したビートルズと関係者の素顔について伺います。
藤本国彦(ふじもと・くにひこ)
ビートルズ愛好家/『ビートルズ・ストーリー』編集長。1991年(株)音楽出版社に入社し、音楽情報誌『CDジャーナル』編集部に所属(2011年退社)。主な編著は『ビートルズ213曲全ガイド』『GET BACK…NAKED』、香月利一著『ビートルズ事典 改訂・増補新版』(監修)、『ポール・マッカートニーUK盤コンプリート・ガイド』(井上ジェイ氏と共著)、牧野良幸著『僕のビートルズ音盤青春記』(編集)、『ビートルズを観た! 50年目のビートルズ・レポート』(編集)など。最新著作は『ビートル・アローン』と『ビートルズ・ストーリー’69』(ともに4月18日発売予定)。映画『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK』の字幕監修(ピーター・ホンマ氏と共同)も手掛ける。「速水丈」名義での編著も多数。