【トーク登壇者】
石原さくら（猫写真家）
聞き手：本木文恵（「ねこのきもち」編集室）

『こねこ』（1996年/ロシア/84分/カラー/原題：КОТёНОК）
どこにいったの？チグラーシャ
モスクワの音楽家一家の家にやってきた一匹の子猫。やがて「チグラーシャ（トラ猫）」と名付けられ、家族の一員に。すると、花瓶を割ったり、カーテンを引き外したり、インクをこぼしたり、楽器ケースにウンチをしたりで大迷惑！チグラーシャは追い出されそうになるも、子供たちがそれをなんとか引きとどめ一安心。ところがある日、チグラーシャは窓辺からトラックの荷台に落ちてしまい、見知らぬ場所へ。一家が懸命に探すも見つからない日々。そんな中、チグラーシャはドーベルマンに襲われるピンチ！そこをワーシャという猫に助けられ、古いアパートに連れて行かれる。そこにはたくさんの猫たちがフェージンという男と暮らしていた。そして、チグラーシャの新しい生活が始まる…。猫たちが見せるリアルでかわいらしい演技の数々！イワン・ポポフ監督が温かい眼差しで描いた、「猫映画」の大傑作！

監督：イワン・ポポフ
脚本：イワン・ポポフ／アレクサンドル・マリヤモフ
撮影：ウラジーミル・ファステンコ
美術：イリーナ・マルツ
音楽：マルク・ミンコフ
出演：アンドレイ・クズネツォフ、リュドミーラ：アリニナ、アレクセイ・ヴォイチューク、タチヤナ・グラウス、マーシャ・ポポワ、サーシャ・ポポフ、アレクサンドル・フルギン

＜ねこたち＞
チグラーシャ：音楽家のおうちにやってきたとらねこちゃん。
ワーシャ：フェージン一家のリーダー猫。
イザウラ：芸達者なシャム猫。
ジンジン：２本足でジャンプするのが得意！
シャフ：フェージン一家の中で一番「高価」な猫。
プショーク：いつもフェージンの所にやってくる隣家の猫。
ペルシーク：キオスクのお姉さんに可愛がられる要領のいい猫。