インド洋に浮かぶ”奇跡の島”マダガスカル。固有の生態系と文化を持つこの島では、雄大な自然と人、そして先祖との霊的な交流のなかで独自の伝統が紡がれてきた。そんなマダガスカルで生まれた音楽には、聴く者を魅了する豊かなメロディと、島での日常に根ざした特別なグルーヴ感が溢れている。
この映画は、トミノ、ババ、テタ、デ・ガリといった現地ミュージシャンたちが、マダガスカル音楽のルーツを辿るロードムービー。ある者は壊れた楽器を携え故郷を目指し、ある者は死者と対話する儀式からインスピレーションを得る……。異なる故郷をルーツに持つ4人の旅に導かれた物語は、やがて私たち日本人がまったく知らなかったマダガスカルを、そして彼らの驚くべき死生観をも浮かび上がらせる。
亀井岳
1969年大阪生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業、金沢美術工芸大学大学院修了。2001年、造形から映像制作へと転身。07年モンゴルの旅でホーミーと出会い、09年『チャンドマニ ~モンゴル ホーミーの源流へ~』を完成し公開。自身の作品の製作・配給プロジェクトとして、FLYING IMAGEの名のもと、かねてから敬愛していたマダガスカルミュージックを題材に、2014年『ギターマダガスカル』完成。
チチ松村
1954年大阪生まれ。
10代後半から音楽活動を始め、ソロアーティストとして関西で活躍。
ゴンチチ結成以降は、音楽活動の傍らエッセイ等の執筆も行い、
『わたしはクラゲになりたい』河出書房新社、『ゴミを宝に』光文社、『それゆけ茶人』廣済堂出版、『緑の性格』新潮社、『盲目の音楽家を捜して』メディアファクトリーなど、これまでに14冊の著書を上梓している。
一方、自らを「茶人」と称し、風流な生活を実践。「変な物好き」としても広く知られている。
公式HP
<DAMILY>ダミリー
マダガスカルのパーティーミュージック“ツァピク”をタテノリ変則トランスビートに進化させ突っ走るスター、ダミリー!マダガスカルの西南部トゥリアラ(旧名:テュレアール)地方の伝統音楽にコンゴやケニヤ、モザンビークのポップミュージックの要素を取り込んだパーティー・ミュージック“ツァピク”を超絶トロピカルギター、エレキベース、ドラムスによって見事なタテノリ変則トランスビートに進化、老若男女だれでも自然と体を揺らしたくなる楽しさに仕上げた。ギターのチューニングなんか気にしない、ただただ突っ走る潔さはまさに音楽の原点でありカッコイイの一言!
Day 1:8月30日(火) 《from Africa》
ヴォードゥー・ゲーム(トーゴ/フランス)
サハラ・ハルガン・トリオ(ソマリランド/フランス)
ダミリー(マダガスカル)
DJ:ピーター・バラカン
お問い合わせ
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【主催・招聘】SUKIYAKI MEETS THE WORLD実行委員会
【企画・制作】SUKIYAKI MEETS THE WORLD実行委員会/novus axis
【共催】富山県南砺市/北日本新聞
【協力】渋谷WWW/Metiola Prod(フランス)/HelicoProd(フランス)/Athos Prod(フランス)/NRT/株式会社ラティーナ/有限会社オフィス・サンビーニャ/株式会社メタカンパニー/株式会社アオラ・コーポレーション/株式会社コアポート/Bureau Export Tokyo/スキヤキトーキョーサポーターズ/やまだあずさ工房
【助成】富山県/文化庁・文化芸術による地域活性化国際発信推進事業