イベント EVENT

サイモン・フィッシャー・ターナー来日スペシャルイベントDAY1:クロマ@カフェ

詳細 DETAIL

映画監督デレク・ジャーマンの多くの作品で音楽を手がけた音楽家サイモン・フィッシャー・ターナーが、5月21日(土)~22日(日)に新国立劇場で上演される高谷史郎(ダムタイプ)ディレクションによるダンス公演『CHROMA(クロマ)』で音楽監督を務めるため来日します。それに先立ち、アップリンクでは、サイモン・フィッシャー・ターナーのイベントを催します。

5月18日(水)は、渋谷アップリンクにて『クロマ@カフェ』と題した浅井隆の構成演出によるイベントを行います。新国立劇場の『CHROMA(クロマ)』はデレク・ジャーマンが著した光と色に関するエッセイが元となったダンスパフォーマンスです。渋谷アップリンクでは同じくその著作を元にしたカフェバージョンのイベントです。渋谷アップリンクの一階のファクトリーとギャラリー、カフェ・タベラを使用した、55名限定のスペシャルな一夜を参加者の皆さんと作り上げます。

コンセプトは、UGPA。UGPAとはUser Generated PAの略で造語です!
サイモンを始め、数人のミュージシャンが会場のあちこちでランダムな時間軸で演奏を行います。また、カフェでは数人のゲストが、『CHROMA』の朗読を行います。サイモンやゲストの音楽、朗読が聞こえてくるのは、参加者が持参するスマートフォンのスピーカーです。

参加者の皆さんには、スマホでYouTube Liveにアクセスしてもらいます。55台のスマホから、あるときは同じ音楽、あるときは朗読と音楽がミックスして流れます。皆さん自身がPAオペレーターになって、このイベントの演出を盛り上げてください。

ご来場をお待ちしています。

浅井隆


定員:55名

▼演奏

サイモン・フィッシャー・ターナー
テニスコーツ
minamo(杉本佳一+安永哲郎)
雫境

▼朗読

矢崎仁司(映画監督)
花代(アーティスト)
ヴィヴィアン佐藤(非建築家)

▼サウンドストリーミング

odorome

▼構成演出

浅井隆(UPLINK)


参加の心得

1)スマートフォンをご持参ください。ご自身のスマートフォンのスピーカーがこのイベントのPA(スピーカー)になります。

2)こちらで指定するYouTube LIVEのサイトにアクセスしていただき演奏を楽しんでいただきます。

3)会場のWi-Fiは出演者・スタッフが使用しますので、ご自身のスマートフォンのキャリアの回線をご使用していただきます。

4)WiMAXなどのルーターをお持ちの方は当日持参いただき、ご自身のWi-Fi経由でお楽しみください。

5)イベント中はインターネットを経由した音楽、朗読を受信するため、最大で30秒ほどのディレイ(時間の遅れ)が生じます。一人一人がPAオペレーターになってご自身のスマートフォンのスピーカー音量の上げ下げ、スピーカー位置の移動などを行って心地よい音場空間をクリエイトしてください。


サイモン・フィッシャー・ターナー/Simon Fishre Turner

音楽家。ザ・ガジェッツなどのグループ活動を経て、1987年に「キング・オブ・ルクセンブルグ」名義でアルバムをリリース。並行して、デレク・ジャーマンの映画『カラヴァッジオ』などのサウンドトラックを制作する。1990年、実名をアルバム名とした『サイモン・フィッシャー・ターナー』を発表。ソロアルバムや映画音楽で展開するサウンドの出発点となる。執拗なサンプリングや音の断片のコラージュ、無国籍なアンビエント・ミュージックを特徴とする。現在も、積極的な創作活動をおこなっている。
http://www.simonfisherturner.com