「建物と設計者はボケとツッコミをしているようなものだ」-松島潤平さん
「建物を見るために自転車で日本二周する中で、可能な限りその建物に泊まった」-岡啓輔さん
代官山 蔦屋書店 建築コンシェルジュ坂山毅彦さんが、今注目の建築家2人とともにガイドする、6つの建物との話し方。3人が編集した映画本編ハイライト映像とともにお届けします。
■松島潤平(まつしま・じゅんぺい)|建築家
1979年 長野県飯田市生まれ
2003年 東京工業大学 建築学科卒業
2005年 東京工業大学大学院 建築学専攻 修士課程修了
2005年 隈研吾建築都市設計事務所 勤務
2011年 松島潤平建築設計事務所設立
2012年 東京工業大学大学院 建築学専攻 博士課程在籍
受賞歴に2015年度グッドデザイン賞(Le MISTRAL)など。
■岡啓輔(おか・けいすけ)|建築家
1965年九州柳川生まれ船小屋温泉育ち。
1986年有明高専建築学科卒、会社員を少々、あとは現場で作業員。鳶、鉄筋工、型枠大工、建売り住宅の大工など。年に数ヶ月は自転車こいで日本中の建築行脚。
1988年から高山建築学校参加、2001年より同校運営。
20代中頃から舞踏をはじめる、岡画郎というスペースの運営、歌舞伎町や代々木公園でパーティーやイベントを続けていた。でも2005年にほとんどの活動をやめ蟻鱒鳶ル着工。蟻鱒鳶ル保存会公式HP
■坂山毅彦(さかやま・たけひこ)|代官山 蔦屋書店 建築コンシェルジュ/建築家
1978年 北海道根室市生まれ。
2004年 東京都立大学大学院修士課程修了
2004年 椎名英三建築設計事務所 勤務
2008年 坂山毅彦建築設計事務所 主宰
監督:マルグレート・オリン オスロ・オペラハウス ©Øystein Mamen
『もしも建物が話せたら』(2014年/ドイツ、デンマーク、ノルウェー、オーストリア、フランス、アメリカ、日本/165分/英語/Color/16:9/DCP)
製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース
監督:ヴィム・ヴェンダース、ミハエル・グラウガー、マイケル・マドセン、ロバート・レッドフォード、マルグレート・オリ
ン、カリム・アイノズ
製作・提供:WOWOW
配給・宣伝:アップリンク