金子遊(批評家・映像作家)
専門領域は、実験映像とドキュメンタリー。著書に『辺境のフォークロア』 (河出書房新社)、編著に『フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方』(アーツアンドクラフツ)、『クリス・マルケル遊動と闘争のシネアスト』(森話社)、編書に『逸脱の映像』(松本俊夫著、月曜社)など。劇場公開映画に『ベオグラード1999』 『ムネオイズム』がある。ドキュメンタリーマガジン「neoneo」編集委員。
川口隆夫(ダンサー・パフォーマー)
アーティスト集団「ダムタイプ」に1996年から2008年まで参加。舞台パフォーマンスの幅広い可能性を探求し、ソロアクトはもちろん、ジャンルを越えて多彩なアーティストとのコラボレーションを展開する。近作に、『大野一雄について』『「TOUCH OF THE OTHER」-他者の手 -』など。また、1995~99年まで東京国際 レズビアン&ゲイ映画祭のディレクターを務め、2003年にはデレク・ジャーマンのエッセイ『クロマ』を共同翻訳した。
七里圭(映画監督)
早大在学中から約10年の助監督を経て2004年『のんきな姉さん』で監督デビュー。主要作に『ホッテントットエプロン-スケッチ』(06)『眠り姫』(07)『映画としての音楽』(14)。短編『DUBHOUSE』(12)が、2013年の25FPS国際映画祭でグランプリ。現在、映画辺境の旅で思案中。
『ドキュメント・音から作る映画』(2015年/50分)
監督:七里圭
昨年から進行中のプロジェクト「音から作る映画」。謎のプロジェクトの全容を、監督自ら分りやすく紹介します(余計分かりにくくなるかも…)。貴重なライブの記録映像、メイキングやトークも満載!
見逃した方もこれを観れば完璧。『サロメの娘』アクースモニウム上映に至るまで二年分のパフォーマンスを網羅します。
※収録ライブ上映
『眠り姫』アクースモニウム上映(2014年2月@川崎市アートセンター)
ライブ版『映画としての音楽』(2014年4月@アップリンク・ファクトリー)
『To the light2.2』ライブ上映(2014年11月@多摩美術大学)
『サロメの娘』アクースモニウム上映(2015年3月@両国門天ホール)