2016年は、ビートルズが日本にやってきてからちょうど50年。ビートルズの情報を日本のファンにどこよりも早く伝え続けた音楽雑誌『ミュージック・ライフ』の編集長・星加ルミ子は、1965年以降、毎年ビートルズのメンバーに会い続けるという日本人ではオノ・ヨーコに次いで(?)最も近い距離で4人に接した一人です。
しかもアルバム『ヘルプ!』(1965年)や「ザ・フール・オン・ザ・ヒル」(1967年)をレコーディング中のスタジオでメンバーに会うという、まるで夢でもあるかのような単独取材を実現させました。
ビートルズ来日50年を記念し、2016年1月から6月までの全6回、ゲストもお招きしながら、素顔のビートルズに迫るスペシャル・トーク・イベントです!
ビートルズを知ったきっかけや日本での人気の広がりなども追いながら、1965年の初の単独会見や日本公演実現までの流れを中心に、数々のエピソードをまじえつつ語ります。
1966年のビートルズ最後のアメリカ公演や67年の「ザ・フール・オン・ザ・ヒル」のレコーディング、さらに69年のアップル・ビルの屋上でのライヴ直前に偶然出くわしたポール・マッカートニーとのやりとりなど、興味深い話を紹介します。
ゲスト:森俊一郎(フジ・パシフィック音楽出版/元東芝EMI ビートルズ担当ディレクター)
そもそもなぜビートルズは60年代に登場し、世界的な人気を獲得するまでに至ったのか。『ミュージック・ライフ』の読者の反響や彼らが残した映像集を紹介しながら、4人の魅力に迫ります。
ゲスト:杉真理(ミュージシャン)
ビートルズの曲の持つ普遍性はどこにあるのか。彼らが残した曲を紹介しながら、星加流ビートルズの聴きどころを伝授します。
ゲスト:東郷かおる子(音楽評論家/元『ミュージック・ライフ』編集長)
日本人で最もビートルズに接したジャーナリストが見た4人の素顔とは? それぞれどんな性格だったのかを、実際の言動を元に振り返ります。
半世紀に日本にやって来たビートルズ。日本全国を巻き込んだ“狂騒曲”の舞台裏をどのように見ていたのか。50年前のビートルズ、そして日本の状況を明かします。
ゲスト:長谷部宏(ロック・フォトグラファー/元『ミュージック・ライフ』専 属カメラマン)