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This is チェコアニメ!2016

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This is チェコアニメ!2016
~チェコでは18時45分にアニメを観るのです!~

アマールカ、もぐらのクルテクのキャラクターや、絵本作家パレチェクやチャペックなどのキャラクターなどのグッズを最近街中で見ます。これらはみんなチェコアニメのキャラクターです!
毎回、ソールドアウトの大人気イベントチェコアニメの上映とトークのイベント「This is チェコアニメ!」。大好評につき3年目の今年も開催させていただきます!過去2年で様々なチェコアニメをご紹介してまいりましたが、チェコアニメの奥はまだまだ深く、心揺さぶる作品がまだまだございます。「東のディズニー」と呼ばれるチェコアニメは、詩情がたっぷりで、ファンタジーいっぱいの世界が広がり、独特のユーモアが飛び交い、様々なタイプの作品がございます。そして上映の後は、素敵なチェコアニメの裏の想像を絶する舞台裏を“チェコアニメに命を捧げた男”アットアームズの眞部学(まなべがく)が語り尽します!日本とは全く違うアニメ、そしてその舞台裏は?
 チェコの子供たちは毎日「おやすみアニメ」という番組を夕方6時45分から見ます。それに合わせて今年も6時45分にスタートします!売り切れになる前に今すぐご予約を!

☆2月20日(土)18:45

「This is チェコアニメ!~クルテク、アマールカ、けしのみ太郎の饗宴~」
チェコには50年も続いている「おやすみアニメ」というアニメ番組があります。チェコの子供たちはみんなこの番組を見てベッドに入って眠ります。だからこの番組に登場するアニメは早くベッドに入って夢を見るのが楽しみになるような作品ばかりです。クルテクもアマールカもけしのみ太郎も「おやすみアニメ」から誕生しました。
≪上映作品(合計70分)≫

○アマールカシリーズ 監督・美術ヴァーツラフ・ベドジフ

「カッパが怒った日」(1973/7分)


「ザリガニに助けられた日」(1973/7分)


「王様になった日」(1973/7分)

○もぐらのクルテクシリーズ 監督・美術ズデニェック・ミレル

「もぐらくんとみどりのほし」(1969年/8分)


「もぐらくんとパラソル」(1971年/8分)


「さばくのもぐらくん」(1975年/6分)


「もぐらくんとブルドーザー」(1975年/6分)

○けしのみ太郎シリーズ 美術ヨゼフ・パレチェク

「楽しいおしゃべり」(1979年/7分)


「おじいさんとABC」(1979年/7分)


「ハチミツとりの名人は誰?」(1979年/7分)


☆4月16日(土)18:45

「This is フェアリーテイル~“元祖癒し”チャペック兄弟の童話の世界~」
いよいよチャペック兄弟の作品が「This is チェコアニメ!」に登場です!そのネームバリューはカフカやドヴォルザークなどのチェコを代表する芸術家と同レベル。残念ながら第2次世界大戦を終える前に短い人生を終えた兄弟が描いた世界は戦争とは無縁のほのぼのした平和な世界。少し抜けていても悪人は全くいない“元祖癒し”、どうぞご堪能ください。
≪上映作品(合計72分)≫

「郵便屋さんの話」(1964年/21分)作カレル・チャペック 絵ヨゼフ・チャペック


「カッパの話」(1973年/11分)作カレル・チャペック 絵ヨゼフ・チャペック


「山賊の話」(1964年/14分)作カレル・チャペック 絵ヨゼフ・チャペック



○こいぬとこねこはいつも一緒
「初めてゆかを洗ったお話」(10分)作・絵ヨゼフ・チャペック
「冬の日に手紙を書いた日」(16分)作・絵ヨゼフ・チャペック
※「初めて床を洗ったお話」は古いテープから上映素材を作ったため少し、色あせていますがご了承ください。


☆6月18日(土)18:45

「This is 愉快なシュヴェイク~“ビールの国”チェコのシンボルの兵隊さんのお話~」
チェコのバーやレストランに行くとよく見られるのがチェコの国民的絵本画家ヨゼフ・ラダのキャラクター、シュヴェイクのイラストです。シュヴェイクはお酒とおしゃべりが大好きな兵隊さん。第1次世界大戦中の最前線基地が舞台のお話ですが、シュヴェイクの行くところ、ことごとく緊張感が無くなり大きな笑いになります。このシュヴェイクを巨匠トルンカがユーモアたっぷりに描いています。きっと誰もがシュヴェイクを好きになります。
≪上映作品(合計75分)≫
「シュヴェイクが行く!」シリーズ 監督イジ―・トルンカ美術ヨゼフ・ラダ


「コニャックを探せ」(1954年/24分)


シュヴェイクが行く!「列車騒動をおさめろ」(1954年/21分)


シュヴェイクが行く!「行き先はどこだ?」(1954年/30分)


☆8月13日(土)18:45

「This is とても怖いチェコアニメ~ホラーではありません。でも心から凍りつきます~」
8月ということで怖い作品を揃えました。人間の奥底に潜んだ感情をトルンカやシュヴァンクマイエル夫人のエヴァやシュチェパーネクなどチェコアニメきっての巨匠たちが描いています。単に怖い作品ばかり揃えたばかりではありません。一度見始めたら魅入ってしまって目が離せない作品ばかりです。上映後たっぷり冷や汗をかいた後にトークに移りましょう。
≪上映作品(合計73分)≫

「復讐」(1968年/13分)美術ミロスラフ・シュチェパーネク


「ある粉屋の話」(1971年/11分)美術エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー


「魔女のバイオリン」(1988年/8分)美術イジ―・シャラモウン


「カンティレーネ」(1991年/13分)美術ペトル・ポシュ


「電子頭脳おばあさん」(1962年/28分)監督・美術イジ―・トルンカ


10月15日(土)18:45

「This is ポヤル・クロニクル~人生がチェコアニメの歴史そのものの男の作品集~」
2012年に89歳の人生を終えたブジェチスラフ・ポヤルはチェコのアニメがスタートした1945年からキャリアをスタートさせ生涯チェコアニメの中心にいました。彼の足跡はそのまま“アニメの歴史”と言われるほどアニメの発展に大きく影響し様々な作品を生み出しました。そんなポヤルの残した“詩”をご堪能ください。
≪上映作品(合計70分)≫
ブジェチスラフ・ポヤル監督作品


「リトル・アンブレラ」(1957年/18分)



「ネコの学校」(1961年/15分)


「ビリヤード」(1961年/11分)


「快適な住まいとは?」(1960年/16分)


「ナイト・エンジェル」(1986年/18分)


12月17日(土)18:45

「This is ズデニェック・ミレル~クルテクを生んだチェコの太陽となった男~」
戦後、チェコに未来と希望と健全な明るさを与えたのは間違いなく、「もぐらのクルテク」です。クルテクの明るさ健気さは今もチェコの道徳となっています。そのクルテクを生み出したズデニェック・ミレルはクルテク以外にも瑞々しい素敵な作品をたくさん生み出しております。「なぜ人はアニメに心ときめくのか?」その答えがミレルの作品にあると思います。是非ご覧になってください。
≪上映作品(合計70分)≫
ズデニェック・ミレル監督・美術作品

「もぐらくんとロケット」(1965年/9分)


「もぐらくんとクリスマス」(1975年/6分)


「知りたがりワンちゃんとこいぬ」(1960年/10分)


「コオロギくんとバイオリン」(1978年/5分)


「コオロギくんとエンジン」(1978年/5分)


「くいしんぼうのすずめ」(1962年/8分)


「キツネとオオカミ」(1956年/18分)


「月のおはなし」(1958年/13分)

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