*原題「In Search of Blind Joe Death – The Saga of John Fahey」
監督:ジェイムス・カリンガム
出演:ピート・タウンゼント(The Who)、ジョーイ・バーンズ(Calexico)、クリス・ファンク(The Decemberists)、バリー・ハンセン(Dr. Demeto/ラジオパーソナリティ)ほか
アメリカ・ニューオリンズでライブを行うなど国内外問わずボーダレスに活動しているギタリスト/シンガー。2014年にYogoh recordよりソロCD「Scene # 1」をリリース。新作をUnion Pole Tapesから11月19日にリリース予定。
https://soundcloud.com/tetsu-mineta/guitar-rag
NHK-FMでの電子音楽の特集番組に衝撃を受け、高校生時代より自作楽器とテープレコーダー等による音作りを開始。1979年、灰野敬二の「不失者」のステージを見て、ライブでの演奏を決意。1990年代に「Incapacitants」や「C.C.C.C.」といったノイズ・バンドへの参加をきっかけに、様々な楽器等によるドローン演奏を中心にした集団即興「Tangerine Dream Syndicate」、歌ものロックの「宇宙エンジン」、石橋英子、K2の3人によるノーウェイヴ・バンド「RNA」、あぶらだこの長谷川裕倫、滲有無の内田静男の3人によるエレクトロ・アコースティックな即興演奏「疎水響」、元ゼニゲバのNPことすずきふみよしとの爆音ギターデュオ「Friendship」など、小杉武久の“音釣り”の思想に共鳴しながら多種多様な形態で音楽を展開している。
https://soundcloud.com/dokuro-records/dk053-fkk2-radioactiivit-art-excerpt
ジョン・フェイヒーの音楽を巡る旅はワシントンDCから始まった。その旅路は1920年代から30年代の音楽家や記録音源を求めて、ミシシッピデルタへと続き、後の人生の大半をロサンゼルス、セイラム、そしてオレゴンで過ごすに至る。フェイヒーが創設したレコード会社は、インディペンデント・ミュージック・プロダクションの礎として今に引き継がれている。そしてまた、デルタ・ブルーズやアパラチアン・ブルーグラス、ニューオーリンズ・ジャズ、そして「ゴシック・インダストリアル・アンビエンス」と呼ばれる古典アメリカ音楽に関して、国際的理解のための基盤づくりに多大な貢献を果たしたのもフェイヒーその人なのである。
教育者、ドキュメンタリー映画作家、ライター、放送作家。トロントのセネカ·カレッジでジャーナリズムに関する教鞭を取りながら、カナダ放送協会(CBC)のエグゼクティブプロデューサーを務めている。社会正義、政治、歴史、ポップカルチャーなどをテーマにしたドキュメンタリーの数々は世界各国で上映されており、カナダ国内の新聞、雑誌などでも多く取り上げられている。最新作『ブラインド・ジョー・デスを探して – ジョン・フェイヒーの物語』は15カ国で上映されたほか、英BBCやカナダ、アメリカのTVネットワークでも放送されている。