『ドキュメント・音から作る映画』(2015年/50分)
監督:七里圭
昨年から進行中のプロジェクト「音から作る映画」。謎のプロジェクトの全容を、監督自ら分りやすく紹介します(余計分かりにくくなるかも…)。貴重なライブの記録映像、メイキングやトークも満載!
見逃した方もこれを観れば完璧。『サロメの娘』アクースモニウム上映に至るまで二年分のパフォーマンスを網羅します。
※収録ライブ上映
『眠り姫』アクースモニウム上映(2014年2月@川崎市アートセンター)
ライブ版『映画としての音楽』(2014年4月@アップリンク・ファクトリー)
『To the light2.2』ライブ上映(2014年11月@多摩美術大学)
『サロメの娘』アクースモニウム上映(2015年3月@両国門天ホール)
生西康典(演出家)
映像作品や舞台、インスタレーションの演出など。インスタレーション作品『風には過去も未来もない』『夢よりも少し長い夢』(2015、東京都現代美術館『山口小夜子 未来を着る人』展)、『おかえりなさい、うた Dusty Voices , Sound of Stars』(2010、東京都写真美術館『第2回恵比寿映像祭 歌をさがして』)など。美学校・実作講座『演劇 似て非なるもの』講師。
三輪健仁(東京国立近代美術館主任研究員)
近・現代美術。立教大学非常勤講師。主な企画(共同キュレーション含む)に「14の夕べ」(2012年)、「パウル・クレー展―おわらないアトリエ」(2011年)、「ヴィデオを待ちながら―映像、60年代から今日へ」(2009 年)など(いずれも東京国立近代美術館)。目下、1972年に京都で開催された伝説的展覧会の「再演」を試みる、「Re: play 1972/2015―『映像表現 ’72』展、再演」(2015年10月6日-12月13日、東京国立近代美術館)を準備中。
金子遊(批評家・映像作家)
専門領域は、実験映像とドキュメンタリー。著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社)、編著に『クリス・マルケル遊動と闘争のシネアスト』(森話社)、『フィルムメーカーズ個人映画のつくり方』『吉本隆明論集』(アーツアンドクラフツ)。劇場公開作に『ベオグラード1999』『ムネオイズム』。ドキュメンタリーマガジン「neoneo」編集委員。
七里圭(映画監督)
早大在学中から約10年の助監督を経て2004年『のんきな姉さん』で監督デビュー。主要作に『ホッテントットエプロン-スケッチ』(06)『眠り姫』(07)『映画としての音楽』(14)。短編『DUBHOUSE』(12)が、2013年の25FPS国際映画祭でグランプリ。現在、映画辺境の旅で思案中。