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マルチプルタップ・ファクトリー vol.02(出演:ドラびでお、T.Mikawa、中村としまる、Ken Ikeda、青山悟)

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流浪の音楽フェス〈MultipleTap〉ロンドン公演参加アーティスト最新ライブ!

MultipleTap Factory vol.02 – LONDON RELOADING

LIVE Performance

ドラびでお + T.Mikawa(Incapacitants/非常階段)duo

中村としまる + Ken Ikeda + 青山悟 trio

★開場時と休憩時にはロンドン公演のダイジェスト映像を上映予定。

日本の過剰で混沌とした音楽を国内外に紹介し続ける流浪の音楽フェス、MultipleTap(マルチプルタップ)が企画するシリーズの第二回。今回は、昨年2月にロンドンで行われたMT初の海外公演に参加したアーティストたちの最新のライブ・パフォーマンスをお届けします。ドラびでおこと一楽儀光とインキャパシタンツ/非常階段のT.Mikawaによるデュオ演奏。そしてノー・インプット・ミキシングボード奏者の中村としまる、ロンドン在住のサウンド・ビジュアル・アーティストKen Ikedaが、工業用ミシンを使って刺繍作品を制作するアーティスト青山悟を迎えて行うトリオ演奏の二部構成です。

▼ 中村としまる

小型のミキサーに、音源からの入力結線をせず、内部発振を起こさせることで発音するという独自の手法を得て、ノー・インプット・ミキシングボードと名付けて演奏をする。共演者は世界各地に広がっており、主に日本、ヨーロッパ、北米にて活動しているが、近年はその活動領域を、アジア、中南米にも広げつつある。


▼ Ken Ikeda

ロンドンを拠点に活動するサウンド・ヴィジュアル ・アーティスト。創作楽器のアコースティックノイズとDX7のサイン波によって、プリミティヴで独特な”電子音楽”を構築している。Touch、SPEKK、Baskaru等のレーベルからアルバムをリリース。これまでに杉本博司、横尾忠則、デビッド・リンチ等のヴィデオ作品や展示に楽曲を提供したほか、 近年ではパートナーでもある現代美術家、森万里子とのコラボレーションを続けている。ロンドンではJohn Russell、Eddie Prevost、Paul G. Smith等のフリーインプロヴァイザーと共演する。


▼ 青山悟

1973年生まれ。ロンドンのゴールドスミスカレッジを卒業後、シカゴ美術館付属美術大学院にて修士課程を修了。大量生産の為の道具である工業用ミシンを用いて丹念に縫い上げられた刺繍作品を通して、現代人の営みと機械(テクノロジー)との関係性に言及し、またそれにより失われつつある人間の感受性や創造性についての問題を提起する。近年の主な展覧会に「名もなき刺繍家達に捧ぐ」(ミヅマアートギャラリー、東京、2015)「Storyteller」(国際芸術センター青森、青森、2012)、「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」(森美術館、東京、2010)など。


▼ T.Mikawa

会社員。ではあるが、大学在学中から「非常階段」のメンバーとして、また、同時並行で「インキャパシタンツ」のヘッドとしても活動を継続。数多くの作品をリリースし続け、また積極的にライブ活動も行っている。


▼ ドラびでお|doravideo