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ドキュメンタリー映画『ブラインド・ジョー・デスを探して – ジョン・フェイヒーの物語』上映&LIVE(出演:植野隆司、鈴木庸聖)

詳細 DETAIL

アメリカの作曲家/ギタリスト/作家/挑発者、ジョン・フェイヒー(1939〜2001)を追ったドキュメンタリー映画『ブラインド・ジョー・デスを探して – ジョン・フェイヒーの物語』。フェイヒー自身の貴重なライブ映像とインタビューで構成された本作、全5回のアンコール上映が決定!この短期集中上映にあわせて来日するジェイムス・カリンガム監督のトーク付き上映や、ギタリストのライブ付き上映など各回豪華内容でお届けします。

▼上映作品

『ブラインド・ジョー・デスを探して – ジョン・フェイヒーの物語』(2012年/58分/日本語字幕付き)

*原題「In Search of Blind Joe Death – The Saga of John Fahey」

監督:ジェイムス・カリンガム
出演:ピート・タウンゼント(The Who)、ジョーイ・バーンズ(Calexico)、クリス・ファンク(The Decemberists)、バリー・ハンセン(Dr. Demeto/ラジオパーソナリティ)ほか


▼ライブ出演

植野隆司

テニスコーツのギター。
色んな他のバンドとかセッションとか、ソロ作品やギターソロのライブもやります。

Yousei Suzuki(鈴木庸聖)

アコースティックギターによるインストゥルメンタルを中心に創作する。
響きの中に祈りや呪術的な要素を盛り込むことに挑戦している。
歌やピアノの演奏もおこなう。
数枚のオリジナルアルバムを発表。
2009年、オーストラリアのネットラジオSideways Through Soudの企画したオムニバス盤に参加。
2012年、「Broken Wood & Some Prayers」を発表。
2013年、アメリカのテープレーベル、Scissor Tail Editionsから「The Scene From A Frame」をリリース。


企画:Union Pole Tapes
協力:安永哲郎事務室
日本語字幕:倉田健次、ジェフ・フチーロ

ジョン・フェイヒーの音楽を巡る旅はワシントンDCから始まった。その旅路は1920年代から30年代の音楽家や記録音源を求めて、ミシシッピデルタへと続き、後の人生の大半をロサンゼルス、セイラム、そしてオレゴンで過ごすに至る。フェイヒーが創設したレコード会社は、インディペンデント・ミュージック・プロダクションの礎として今に引き継がれている。そしてまた、デルタ・ブルーズやアパラチアン・ブルーグラス、ニューオーリンズ・ジャズ、そして「ゴシック・インダストリアル・アンビエンス」と呼ばれる古典アメリカ音楽に関して、国際的理解のための基盤づくりに多大な貢献を果たしたのもフェイヒーその人なのである。

ジェイムス・カリンガム (『ブラインド・ジョー・デスを探して – ジョン・フェイヒーの物語』監督)

教育者、ドキュメンタリー映画作家、ライター、放送作家。トロントのセネカ·カレッジでジャーナリズムに関する教鞭を取りながら、カナダ放送協会(CBC)のエグゼクティブプロデューサーを務めている。社会正義、政治、歴史、ポップカルチャーなどをテーマにしたドキュメンタリーの数々は世界各国で上映されており、カナダ国内の新聞、雑誌などでも多く取り上げられている。最新作『ブラインド・ジョー・デスを探して – ジョン・フェイヒーの物語』は15カ国で上映されたほか、英BBCやカナダ、アメリカのTVネットワークでも放送されている。