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『明日になれば』

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2015.5.27 朝日新聞に監督インタビュー掲載されました。「レバノンの多様性 ありのまま銀幕に」

宗派間の分裂を批判し、明日どうなるかわからないまま、10 人のレバノン人アーティスト達が芸術を作り続ける

Ten Lebanese artists keep on creating despite what tomorrow may bring.


【ストーリー】10人のレバノン在住のアーティストを通して、レバノンの豊かなアートシーンを紹介するドキュメンタリー。数十年にも及ぶ政情不安の中で、まさに明日どうなるかわからないという状況を、アートによって乗り越えてきた彼らは、その芸術的才能を駆使し、それぞれの方法で、宗派間の分裂を超え、思想の自由をおし進めていく。ナショナル・ジオグラフィック映画祭、モントリオールの芸術映画祭(FIFA)にて上映。

“Tomorrow We Will See” offers a window into how sectarian divisions and political instability in Lebanon affects the lives and artworks of ten Lebanese artists.



『明日になれば』(2013年/アラビア語・英語/字幕日本語・英語/70分)
出演:ベルナード・フーリー、サイード・アイル、アリサール・カラカッラ
監督・プロデューサー:梅若ソラヤ

全回上映終了後に映画監督によるトークショー&中東のミュージックパフォーマンスあります。
5/28(Thurs)19:30~21:20
19:00~open
20:45~talk show
21:00~music Film director’s talk followed by Middle Eastern music show


5/30(Sat)15:30~17:20
15:00~open
16:45~talk show
17:00~music Film director’s talk followed by Middle Eastern music show


6/28(Sun)18:30~20:20
18:00~open
19:45~talk show
20:00~music Film director’s talk followed by Middle Eastern music show


7/3(Fri) 19:30~ 21:20
19:00~open
20:45~talk show
21:00~music Film director’s talk followed by Middle Eastern music show


7/10(Fri) 19:30~ 21:20
19:00~open
20:45~talk show
21:00~music Film director’s talk followed by Middle Eastern music show


中東のミュージックパフォーマンスは、aud(ウード)とqanun(カヌーン)という楽器演奏を行います。
Film director’ s talk show will be conduted in English and Japanese followed by Middle Eastern music show.
梅若ソラヤ
ドキュメンタリー映画作家。
日本人の父とレバノン人の母の間に生まれる。『ストリート・ウィットネス』(エクアドル/2007年)、『私は幸せ』(ブラジル/2010年)を制作。『明日になれば』は今年デンマークのテレビ局によって放映。
2013年に『父と能』というドキュメンタリー企画がTokyo DocsのフォーラムでアジアドラマチックTV賞を受賞。
公式HP


荻野仁子(oud)
3歳より大学入学までクラッシックピアノを学ぶ。その後エジプト、チュニジア等への渡航を重ねるうちウードと出会い、オリジナル音楽でのバンド活動を始める。2003年チュニジアの国宝といわれるウード奏者、故アリ・スリティ氏の弟子である常味裕司氏に出会い、本格的にアラブ音楽・演奏法を学ぶ。
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鈴木未知子 (marimba & qanun)
国立音楽大学大学院修士課程修了。第12回JIRA音楽コンクール本選第2位、他受賞歴多数。マリンバ奏者として演奏活動、指導などを行っているほか、日本では数少ないカーヌーン奏者としてジプシー&オリエンタル音楽アンサンブル「アラディーン」に参加する。
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