イベント EVENT

ペヤンヌマキとブス会*トーク 2015

詳細 DETAIL

現代を生きるAV女優たちの姿を描き、多くの共感・話題を呼んだ舞台、第3回ブス会*「女のみち2012」の待望の再演が2015年5月に東京芸術劇場にて決定!公演に先立ち、ペヤンヌマキと豪華ゲストによるトークショーを2日間にわたって開催致します。

「女のみち2012」の登場人物たちの6年前を描いた舞台「女のみち」(2006年に劇団ポツドール名義で上演)のビデオを上映をしつつ、AV女優や女にまつわるあれこれについてブストークします。

ブストークに参加したい女子、ブストークを傍観したい男子、「女のみち2012 再演」を観る前の予習に、ブス会*の舞台を観たことある人、ない人、どなたでも楽しめる会です。

イベント来場者様限定で「女のみち2012 再演」のチケット特別先行予約URL掲載フライヤーをお渡し致します!

●3/18(水)第一夜

「AV女優って実際どうなの?AV女優が語るリアル過ぎる『女のみち』」

出演:ペヤンヌマキ
ゲスト:羽月希(AV女優)、真咲南朋(AV監督/元AV女優)、阿部乃みく(AV女優)、加納綾子(AV女優)

[タイムテーブル]
19:30〜「女のみち」上映
21:10〜 トーク


●3/19(木)第二夜

「AV女優はなぜ饒舌に自らを語るのか?社会学的に観る『女のみち』」

出演:ペヤンヌマキ
ゲスト:鈴木涼美(社会学者、『「AV女優」の社会学』『身体を売ったらサヨウナラ』著者)

[タイムテーブル]
19:30〜「女のみち」上映
21:10〜 トーク

【上映作品】


『女のみち』(2006年/91分)

2006年に劇団ポツドールの特別企画として上演された、ぺヤンヌマキの処女作。
舞台は、とあるAV撮影現場の控室。そこで出番を待つAV女優たちは、お互いの容姿を誉めあったり、彼氏の自慢をしあったり、下世話な会話で盛り上がっているが、水面下ではさまざまな感情の駆け引きが繰り広げられていた・・・。
女同士のひりひりするような嫉妬や確執をリアルに描いた女の群像劇。

出演:安藤玉恵、佐山和泉(東京デスロック)、岩本えり、玄覺悠子、内田慈、米村亮太朗、富田恭史(jorro)、鷲尾英彰


【ブス会とは】

2010年、AV監督としても活動するぺヤンヌマキが、舞台作品を上演する為に立ち上げたユニット。ぺヤンヌマキとその友人たちが、女だけで集って愚痴や自慢をぶちまけまくる飲み会を「ブス会」と呼んでいたことに端を発する。劇団員を持たず、ぺヤンヌマキが毎回好きなメンバーを集めて作品を上演。女の実態をじわじわと炙り出す作風で、回を追うごとに話題を呼ぶ。立ち上げ当初は、出演者は全員女で、女同士の関係における醜くも可笑しい“ブス”な実態を群像劇として描くのが特徴だったが、近年は男も登場させ、様々なアプローチで“女”を描いている。
公式HP:http://busukai.com/


【「女のみち」とは】

2006年に劇団ポツドールの特別企画として上演された、ぺヤンヌマキの処女作。
舞台は、とあるAV撮影現場の控室。そこで出番を待つAV女優たちは、お互いの容姿を誉めあったり、彼氏の自慢をしあったり、下世話な会話で盛り上がっているが、水面下ではさまざまな感情の駆け引きが繰り広げられていた・・・。
女同士のひりひりするような嫉妬や確執をリアルに描いた女の群像劇。


【「女のみち2012」とは】

『女のみち』の6年後を描いた、ブス会*の代名詞的作品。
舞台はとあるAV撮影現場の控室。6年ぶりに復帰することになったかつての人気AV女優カスミ。しかし、旬を過ぎた彼女にはもはやサブの熟女枠のひとりという地味な出番しかなかった。そして、かつての仕事仲間であるカリスマレズ女優三代目橘リカコはシングルマザーとなってもなお女優を続けていた・・・。“すべての賞味期限切れ女に捧ぐ”女の群像劇。

【ペヤンヌマキプロフィール】

ペヤンヌマキ
ブス会*主宰/脚本・演出家/AV監督(ぺヤングマキ名義)。フリーのAV監督として活動する傍ら、2010年、演劇ユニット「ブス会*」を旗揚げ。以降全ての作品の脚本・演出を担当。第4回ブス会*「男たらし」が第59回岸田國士戯曲賞最終候補作品にノミネートされる。女の実態をじわじわと炙り出す作風に定評がある。著書に、エロの現場で働く自らの経験をもとにコンプレックス活用法を探る半自伝的エッセイ『たたかえ!ブス魂~コンプレックスとかエロとか三十路とか』(KKベストセラーズ)がある。週刊SPA!、シアターガイド等でコラム連載中。


【ゲストプロフィール】


●第1夜ゲスト

羽月希(AV女優)
1988年、東京都出身。2008年にAVデビュー、数多くのアダルト作品に出演する。スカパー!アダルト放送大賞2012 夕刊フジ賞授賞。第25回ピンク大賞 艶技賞授賞。

真咲南朋(AV監督/元AV女優)
2005年、AV女優デビュー。数多くのAV作品に出演する。2009年からは女優は引退し監督に転向する。レズ、痴女系作品を中心に活躍中。

阿部乃みく(AV女優)
21歳。ロータスグループ所属。2013年にデビュー。趣味がアニメ系全般、男装、レイアー、ツイキャス等々いわゆる腐女子系として今までにないAV女優として有名。ツイキャス個人放送がスカパー番組になる等MCセンスも広く認知されている。

加納綾子(AV女優)
青森県出身。34歳。2011年にAVデビュー。数多くのアダルト作品に出演するバイリンガル淑女。代表作は「プライベートアナルフィスト」(クリスタル映像)


●第2夜ゲスト

鈴木涼美(社会学者)
1983年生まれ。慶応大在籍中の2004年にAVデビュー。東大大学院修了後、2009年に新聞社に入社、2014年秋に退社後フリーに。著書に『AV女優の社会学』『身体を売ったらサヨウナラ』。