新千歳国際アニメーション映画祭2014で国内グランプリを受賞し、国内外ジャンル問わず様々なアーチストからも絶大な支持を集め今最も注目される映像作家・漫画家ひらのりょう。
グランプリ獲得作『パラダイス』から初期作品まで彼の今の集大成ともいえる特集上映を連日豪華ゲストをお呼びして開催します。
上映プログラム※各日上映終了後イベントスタート
12.19(金)「おんがくとかみしばい」【料金B】
上映&パフォーマンスLIVE
アニメーションも漫画もここからはじまった。原点に立ち返って、ひらのりょうオリジナル紙芝居とYMOを支えるゴンドウトモヒコさんとの一大コラボレーション
GUEST:ゴンドウトモヒコ
【特別上映作品】
ひらのりょう『UPLINK劇場マナーCM(パイロット版)』
ひらのりょう初期作品『一眼国』
ひらのりょう新作アニメーション『どこかとおくのFACTORY』
【上映作品】
※『ギター』『河童の腕』『ホリデイ』『パラダイス』は全日上映致します。それ以外の作品につきましては、日毎のテーマに沿ったもの、及びゲストの作品が上映されることもございます。
『ホリデイ』(14分16秒/カラー/2011年)
監督:ひらのりょう
卒業制作で作ったとある避暑地を舞台とした男と女といもりの物語
『河童の腕』(5分42秒/カラー/2009年)
監督:ひらのりょう
抜けた河童の腕を巡る物語
『ギター』(4分25秒/カラー/2009年)
監督:ひらのりょう
古アパートの下の階に住むギタリストの女の子を好きになった男の物語
『パラダイス』(20分18秒/カラー/2013年)
監督:ひらのりょう
人間によって切られた鼻を探しに来たメスの熊は、宇宙ステーションの墓地で清掃のバイトをする男と出逢う。偶然に引き寄せられた二人を中心に、歯の着ぐるみバイトの女の子、陸軍兵士、絶滅寸前の猿人が蠢く。歯、陰毛、電波、etcのキーワードと共に時間と空間を超えながら物語は動き出し、絡み合いながら収束していく。
ひらのりょう
1988年埼玉県春日部市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
産み出す作品はポップでディープでビザール。文化人類学やフォークロアからサブカルチャーまで、自らの貪欲な触覚の導くままにモチーフを定め作品化を続ける。
その発表形態もアニメーション、イラスト、マンガ、紙芝居、VJ、音楽、と多岐に渡り周囲を混乱させるが、その視点は常に身近な生活に根ざしており、ロマンスや人外の者が好物。
【ゲストプロフィール】
ゴンドウ トモヒコ
新宿生まれ東京育ち。
日大芸術学部卒業後、米、ボストン大学に留学、修士課程修了。専攻は電子音楽とユーフォニアム。帰国後高橋幸宏率いるoffice Intenzioに所属。音楽家集団anonymassを結成し4枚のアルバムをリリース。Yellow Magic Orchastraの日本でのライブおよびヨーロッパ、アメリカツアーにサポートメンバーとして参加。
コンピューターと管楽器を使ったユニークなスタイルでLove Psychedelico, The Beatniks, Chara, UA, くるり,Def Tech他、多数のミュージシャンの録音やライブなどに参加している。pupa、蓮沼執太フィルメンバー。また作編曲家としてもCM、サウンドトラックなども多数発表している。
ギター:今泉仁誠(Imaizumi Jinsei)
クラシックギターを渡辺隆、芳志戸幹雄、等に師事。日大芸術学部音楽学科ギターコース卒業。フラメンコギターを三澤勝弘、ホアン・デル・ガストール等に師事。2011年4月に東日本大震災のために帰国。現在、福島と東京を拠点に活動準備中。