新千歳国際アニメーション映画祭2014で国内グランプリを受賞し、国内外ジャンル問わず様々なアーチストからも絶大な支持を集め今最も注目される映像作家・漫画家ひらのりょう。
グランプリ獲得作『パラダイス』から初期作品まで彼の今の集大成ともいえる特集上映を連日豪華ゲストをお呼びして開催します。
上映プログラム※各日上映終了後イベントスタート
12.17(水)「漫画の日」【料金A】
上映&トークショー
漫画とアニメーションのお話
(ひらのりょうはwebマガジントーチでの漫画連載やGif漫画も手がけています)
GUEST:関谷武裕(webマガジントーチ編集長)、長尾謙一郎
【特別上映作品】
ひらのりょう『UPLINK劇場マナーCM(パイロット版)』
しりあがり寿監督作品『voyage de HOKUSAI(北斎の旅)』
長尾謙一郎監督作品 MV『天文学的少年/荒川ケンタウロス 』
長尾謙一郎/AC部共同監督作品 MV『ORIENTATION/group_inou』
【上映作品】
※『ギター』『河童の腕』『ホリデイ』『パラダイス』は全日上映致します。それ以外の作品につきましては、日毎のテーマに沿ったもの、及びゲストの作品が上映されることもございます。
『ホリデイ』(14分16秒/カラー/2011年)
監督:ひらのりょう
卒業制作で作ったとある避暑地を舞台とした男と女といもりの物語
『河童の腕』(5分42秒/カラー/2009年)
監督:ひらのりょう
抜けた河童の腕を巡る物語
『ギター』(4分25秒/カラー/2009年)
監督:ひらのりょう
古アパートの下の階に住むギタリストの女の子を好きになった男の物語
『パラダイス』(20分18秒/カラー/2013年)
監督:ひらのりょう
人間によって切られた鼻を探しに来たメスの熊は、宇宙ステーションの墓地で清掃のバイトをする男と出逢う。偶然に引き寄せられた二人を中心に、歯の着ぐるみバイトの女の子、陸軍兵士、絶滅寸前の猿人が蠢く。歯、陰毛、電波、etcのキーワードと共に時間と空間を超えながら物語は動き出し、絡み合いながら収束していく。
ひらのりょう
1988年埼玉県春日部市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
産み出す作品はポップでディープでビザール。文化人類学やフォークロアからサブカルチャーまで、自らの貪欲な触覚の導くままにモチーフを定め作品化を続ける。
その発表形態もアニメーション、イラスト、マンガ、紙芝居、VJ、音楽、と多岐に渡り周囲を混乱させるが、その視点は常に身近な生活に根ざしており、ロマンスや人外の者が好物。
【ゲストプロフィール】
関谷 武裕
1982年生まれ、静岡県出身。トーチweb(http://to-ti.in/)編集長。
同サイトにおける連載作品『ファンタスティック ワールド/ひらのりょう』の担当編集者。謙虚にいきたいです。
長尾謙一郎
72年愛知生まれ 漫画家
代表作『おしゃれ手帖』『ギャラクシー銀座』『PUNK』『バンさんと彦一』『クリームソーダシティ』など。
漫画以外にも、MV監督、ジャケットデザイン、絵画、音楽(ひらのりょう『パラダイス』の挿入歌を担当)なども手がける。