新千歳国際アニメーション映画祭2014で国内グランプリを受賞し、国内外ジャンル問わず様々なアーチストからも絶大な支持を集め今最も注目される映像作家・漫画家ひらのりょう。
グランプリ獲得作『パラダイス』から初期作品まで彼の今の集大成ともいえる特集上映を連日豪華ゲストをお呼びして開催します。
上映プログラム※各日上映終了後イベントスタート
12.15(月)「ミュージックビデオの日」【料金A】
上映&トークショー
ゲストと共に音楽と映像にまつわる四方山話をします
【特別上映作品】
ひらのりょう『UPLINK劇場マナーCM(パイロット版)』
三浦直之監督music video『恋のマシンガン/東京カランコロン』
劇団ロロ公演『抱きしめてトゥナイト』オープニングアニメーション
ひらのりょう制作music video『It’s a small world / OverTheDogs』
ひらのりょう制作music video『TELE◯POTION / 七尾旅人』
ひらのりょう制作music video『Hietsuki-Bushi / Omodaka』
ひらのりょう新作アニメーション『どこかとおくのFACTORY』
【上映作品】
※『ギター』『河童の腕』『ホリデイ』『パラダイス』は全日上映致します。それ以外の作品につきましては、日毎のテーマに沿ったもの、及びゲストの作品が上映されることもございます。
『ホリデイ』(14分16秒/カラー/2011年)
監督:ひらのりょう
卒業制作で作ったとある避暑地を舞台とした男と女といもりの物語
『河童の腕』(5分42秒/カラー/2009年)
監督:ひらのりょう
抜けた河童の腕を巡る物語
『ギター』(4分25秒/カラー/2009年)
監督:ひらのりょう
古アパートの下の階に住むギタリストの女の子を好きになった男の物語
『パラダイス』(20分18秒/カラー/2013年)
監督:ひらのりょう
人間によって切られた鼻を探しに来たメスの熊は、宇宙ステーションの墓地で清掃のバイトをする男と出逢う。偶然に引き寄せられた二人を中心に、歯の着ぐるみバイトの女の子、陸軍兵士、絶滅寸前の猿人が蠢く。歯、陰毛、電波、etcのキーワードと共に時間と空間を超えながら物語は動き出し、絡み合いながら収束していく。
ひらのりょう
1988年埼玉県春日部市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
産み出す作品はポップでディープでビザール。文化人類学やフォークロアからサブカルチャーまで、自らの貪欲な触覚の導くままにモチーフを定め作品化を続ける。
その発表形態もアニメーション、イラスト、マンガ、紙芝居、VJ、音楽、と多岐に渡り周囲を混乱させるが、その視点は常に身近な生活に根ざしており、ロマンスや人外の者が好物。
三浦直之
1987年10月29日生まれ。宮城県出身。
2009年、日本大学藝術学部演劇学科劇作コース在学中に『家族のこと、その他たくさんのこと』で王子小劇場「筆に覚えあり戯曲募集」に史上初入選。 同年、主宰としてロロを立ち上げ、以降全作品の脚本・演出を担当。
自身の摂取してきた様々なカルチャーへの純粋な思いを、情報過多なストーリーでさらに猥雑でハイスピードな演出で物語る。 俳優に役を貼り付け、キャラとメタとベタを混在させた登場人物が成立させる独特な世界観が特徴。
2013年、初監督・脚本映画『ダンスナンバー 時をかける少女』がMOOSIC LAB 2013 準グランプリほか3冠を達成したほか、ドラマ脚本提供、MV監督、ワークショップ講師など幅広く活動している。