アメリカの実験映画作家フィル・ソロモンは、ステップ・プリンターを駆使した超絶なアナログ・テクニックによって他に類を見ない驚きの映像を作り上げている。銀幕スクリーンに漂う無数の粒子を凝視せよ。
Remains to be Seen 17min. 1989 (8mm→16mm)
The Snowman 8min. 1995
Psalm III: “Night of the Meek” 23min. 2002
Psalm II: “Walking Distance” 23min. 1999
合計 81min.
※AプロBプロ 全て16mmフィルムでの上映
フィル・ソロモン/Phil Solomon
アメリカ・コロラド州在住の実験映像作家。コロラド大ボウルダー校助教授。ステップ・プリンター(ハンドメイドのオプチカルプリンター)を駆使して、ファウンド・フッテージをもとにした独自の映像世界を構築した作品を制作している。代表作として『The Passage of the Bride』(1978)、『Clepsydra』(1992)、『The Snowman』(1995)など。オーバーハウゼン国際短編映画祭、ブラック・マリア.フィルムフェスティバル等で受賞。スタン・ブラッケージとの共同作品として『ELEMENTARY PHRASES』(1994)、『…Seasons』(2002)等がある。