4月21日~26日に『リアリティのダンス』のプロモーションで来日したアレハンドロ・ホドロフスキー監督。インタビューや対談の模様を少しずつご紹介します!
今回上映する映像は、横尾忠則さん、よしもとばななさんら著名人との対談や、映画評論家・滝本誠さんがタロットリーディングを受けている様子。さらに、『映画秘宝』や『チャンピオンRED』による単独インタビューの一部など。クローズドで行われた来日取材の模様を特別に公開します!
1920年代、幼少のアレハンドロ・ホドロフスキーは、ウクライナから移民してきた両親と軍事政権下のチリ、トコピージャで暮らしていた。権威的で暴力的な共産主義者の父と、アレハンドロを自身の父の生まれ変わりと信じる母に愛されたいと願いつつも 大きなプレッシャーを感じ、また、ロシア系ユダヤ人であるアレハンドロは肌が白く鼻が高かったため、学校でも「ピノキオ」といじめられ、世界と自分のはざまで苦しんでいた…。
青い空と黒い砂浜、サーカスに空から降ってくる魚の群れ、青い服に赤い靴。映画の中で家族を再生させ、自身の少年時代と家族への思いを、チリの鮮やかな景色の中で、現実と空想を瑞々しく交差させファンタスティックに描く。
『リアリティのダンス』(2013年/チリ・フランス/130分/スペイン語/カラー/1:1.85)
監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
プロデューサー:ミシェル・セドゥー
出演:ブロンティス・ホドロフスキー(『エル・トポ』)、パメラ・フローレス、イェレミアス・ハースコヴィッツ、クリストバル・ホドロフスキー、アダン・ホドロフスキー
音楽:アダン・ホドロフスキー
衣装デザイン:パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー
原作:アレハンドロ・ホドロフスキー『リアリティのダンス』(文遊社)
配給:アップリンク/パルコ
【EO18】※Enjoy Over 18. 18歳以上の方に楽しんでいただけるアップリンク独自のレイティングです。17歳以下の方はご入場いただけません。