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映画『リアリティのダンス』上映&トーク:【ゲスト】安藤紘平、森崎偏陸、浅井隆(UPLINK社長) – 元天井桟敷劇団員3人が語る寺山修司とホドロフスキー

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元天井桟敷劇団員3人が語る寺山修司とホドロフスキー

ゲスト:安藤紘平森崎偏陸浅井隆(UPLINK社長)

安藤紘平
1944年東京都出身。早稲田大学理工学部卒業。〈天井桟敷〉に在籍後、寺山修司の勧めで映画を撮り始め、1970年オーバーハウゼン国際短編映画祭入選、トノンレバン国際映画祭短編部門グランプリなど数多く受賞。パリ、ニューヨーク、ロンドン、東京などの美術館に作品が収蔵される。他にCM作品など多数。ハイビジョンを使っての作品制作では世界的な先駆者で、ハイビジョン撮影を35mmフィルムに変換、『アインシュタインは黄昏の向こうからやってくる』(1994)、『フェルメールの囁き』(1998)など、多数の作品で、ハワイ国際映画祭銀賞、スイス・モントルー国際映像祭アストロラビウム賞、ハイヴィジョンアウォード・グランプリ、マルチメディア・グランプリなどを受賞。2001年、2005年パリにて安藤紘平回顧展が開催されている。

森崎偏陸(もりさき・へんりっく)
1949年 兵庫県淡路島生まれ。
17才で高校中退、家出。以来、寺山修司に師事。
演劇では音響を主に担当。映画では助監督と記録、写真では紙焼き、新聞・雑誌ではデザインを担当。
現在は主に「演劇実験室・万有引力」、「第三エロチカ」、「演劇集団・池の下」、「唐組」などのポスター、チラシ、デザイン、荒木経惟写真集の編集・デザインを手がけている。パルコ映画「ウンタマギルー」「プ」の助監督、高橋伴明監督「愛の新世界」のタイトルデザインなども担当。
ほかに白石加代子「百物語」の音響、日本舞踊の水木佑歌、花柳ゆかしなどの演出、SONYブラックトリニトロン、青山こどもの城、寺山修司記念館のためのビデオ監督作品もある。
寺山修司監督作品「ローラ」「審判」「青少年のための映画入門」などでは俳優としても出演し、「ローラ」上映のためにベルリン映画祭、エジンバラ映画祭、台湾映画祭などに参加出演している。
寺山修司の母、はつの意向により、寺山修司没後、1991年に、元夫人、九篠今日子とともに寺山籍に入る。


『リアリティのダンス』

世界を熱狂させた巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー、85歳。
23年ぶりの新作は、ホドロフスキーが原点に立ち戻り生み出す癒しの物語。

1920年代、幼少のアレハンドロ・ホドロフスキーは、ウクライナから移民してきた両親と軍事政権下のチリ、トコピージャで暮らしていた。権威的で暴力的な共産主義者の父と、アレハンドロを自身の父の生まれ変わりと信じる母に愛されたいと願いつつも 大きなプレッシャーを感じ、また、ロシア系ユダヤ人であるアレハンドロは肌が白く鼻が高かったため、学校でも「ピノキオ」といじめられ、世界と自分のはざまで苦しんでいた…。

青い空と黒い砂浜、サーカスに空から降ってくる魚の群れ、青い服に赤い靴。映画の中で家族を再生させ、自身の少年時代と家族への思いを、チリの鮮やかな景色の中で、現実と空想を瑞々しく交差させファンタスティックに描く。

『リアリティのダンス』(2013年/チリ・フランス/130分/スペイン語/カラー/1:1.85)
監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
プロデューサー:ミシェル・セドゥー
出演:ブロンティス・ホドロフスキー(『エル・トポ』)、パメラ・フローレス、イェレミアス・ハースコヴィッツ、クリストバル・ホドロフスキー、アダン・ホドロフスキー
音楽:アダン・ホドロフスキー
衣装デザイン:パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー
原作:アレハンドロ・ホドロフスキー『リアリティのダンス』(文遊社)
配給:アップリンク/パルコ

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