滝本誠(たきもとまこと)
1949年京都生まれ。映画評論家。著書に『コーヒーブレイク、デイヴィッド・リンチをいかが』(洋泉社)などがある。最新刊は『映/画、黒片 クライム・ジャンル79篇』。キネ旬に「セルロイドの画集」を連載中。
柳下毅一郎(やなしたきいちろう)
1963年大阪生まれ。映画評論家・英米文学翻訳家。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科非常勤講師。著書に『新世紀読書大全 書評1990-2010』(洋泉社)、『皆殺し映画通信』(カンゼン)など。訳書にアラン・ムーア、J・H・ウィリアムズIII『プロメテア 1』(小学館集英社プロダクション)、R・A・ラファティ『第四の館』(国書刊行会)など。有料映画ブログ〈柳下毅一郎の皆殺し映画通信〉
http://www.targma.jp/yanashita/
イベントにて、世界中から高い評価を受けているチリのワイナリー”ベンティスケーロ”の「レセルバ」のテイスティングを行います!
◎ベンティスケーロ レセルバ カルメネール(赤)
強いバニラに黒コショウとビターチョコレートの香り。ハーブの印象と渋みが強いながらも口あたりがなめらかで楽しみやすいワイン。
◎ベンティスケーロ レセルバ ソーヴィニョン・ブラン(白)
トロピカルフルーツや柑橘系のフルーツの爽やかな香り。完熟したグレープフルーツのような甘さと切れの良い酸味。
提供:株式会社アルカン http://www.arcane-jp.com
WEBマガジン「Gazette ARCANE」 http://gazettearcane.com/
※ワインテイスティングは20歳以上のお客様限定となります。
1920年代、幼少のアレハンドロ・ホドロフスキーは、ウクライナから移民してきた両親と軍事政権下のチリ、トコピージャで暮らしていた。権威的で暴力的な共産主義者の父と、アレハンドロを自身の父の生まれ変わりと信じる母に愛されたいと願いつつも 大きなプレッシャーを感じ、また、ロシア系ユダヤ人であるアレハンドロは肌が白く鼻が高かったため、学校でも「ピノキオ」といじめられ、世界と自分のはざまで苦しんでいた…。
青い空と黒い砂浜、サーカスに空から降ってくる魚の群れ、青い服に赤い靴。映画の中で家族を再生させ、自身の少年時代と家族への思いを、チリの鮮やかな景色の中で、現実と空想を瑞々しく交差させファンタスティックに描く。
『リアリティのダンス』(2013年/チリ・フランス/130分/スペイン語/カラー/1:1.85)
監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
プロデューサー:ミシェル・セドゥー
出演:ブロンティス・ホドロフスキー(『エル・トポ』)、パメラ・フローレス、イェレミアス・ハースコヴィッツ、クリストバル・ホドロフスキー、アダン・ホドロフスキー
音楽:アダン・ホドロフスキー
衣装デザイン:パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー
原作:アレハンドロ・ホドロフスキー『リアリティのダンス』(文遊社)
配給:アップリンク/パルコ
【EO18】※Enjoy Over 18. 18歳以上の方に楽しんでいただけるアップリンク独自のレイティングです。17歳以下の方はご入場いただけません。