※定員に達しましたので予約の受付を終了いたしました。当日券はキャンセル待ちでのご案内となります。
それは、狂おしいまでに甘美なアポカリプス
男と女は、【そこ】で出会った――
ナビゲーター:藤谷みき
ピアノ:酒井真美
3年が経つ
必要なのは、もう一度「境界線」を引くことではないか。
断絶するのではなく、差異を認め、自己と他者を感じること。
そして、政治や経済ではない方法、
つまりわたしたちが元来持っている自由な想像力で、それを超えていくことではないだろうか。
「WATER Nude 2014」は、映画×演劇×音楽×絵画を通して「想像すること」こそが、
希望へつながる一粒の種となりうるのではないかと考えている。
※今回は、パフォーマンス+短編映画『WATER』、『つるかめのように』を同時上映することで、2011年3月11日以前からいま現在、さらにこれからへと変容していく時間を感じて頂けるよう構成してお届けします。
http://www.youtube.com/watch?v=-d9P0KZDlkY
海辺にある一軒のギャラリー。そこに住むひとりの女。
その女に立ち退きを迫る男。ふたりは、「そこ」で出会った。
極限の状況で頭をかすめる、もうひとつの世界、別の時間。
「そこ」と「ここ」、「彼ら」と「わたし」を隔てているものは何なのか。
出演は、空想組曲、ミナモザなど舞台を中心に活躍する中田顕史郎、その妖艶さと確かな演技力で、多くの演出家と共演者からの信頼も厚い境 宏子。音楽は「Japanese New Exotica」と評され、舞台、映画、アニメーション、美術作品等のサウンドトラックで活躍するmama!milkの楽曲「kujaku」を、本作品のために再構築。
全くキャリアの違うアーティストが出会い、予期せぬカオスが生み出した「甘美なアポカリプス」が、いま開かれる。
『つるかめのように』(2009年/13分/DV(Blu-lay上映)/カラー)
高校入学の朝を迎えた歩。朝食を作る母に、カメラをかまえる父。
食卓には母お手製の”不恰好な卵焼き”
そして、母が決めたへんてこな食事の号令から始まるいつも通りの朝。
静かな朝の風景に家族それぞれの想いが重なる。
大林宣彦監督に「1000本以上観た自主映画の中で最も好きな作品」と言わしめ、主演に東京事変MV『閃光少女』、Web広告『UNIQLOCK』の石津 悠を迎えた短編作品。
企画:TEDOYA TOGO / contrail
copyright:TEDOYA TOGO