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生きづらさをぶっ飛ばせ!映画『トークバック』女性限定無料試写会

詳細 DETAIL

昨年末に完成したばかりのドキュメンタリー映画『トークバック 沈黙を破る女たち』を見て、映画について、私たちの抱える生きづらさについて、回復や希望について、おしゃべりする場を持ちます。坂上香監督や、制作に携わった女性たちも参加します。話したくなければ聞いているだけでもOK。女性限定企画です。


【タイムスケジュール】
18:30/開場
19:00〜21:10/上映
21:20〜22:20/おしゃべり会

【映画情報】

ドラッグ、依存症、レイプ、HIV/AIDS、孤立、虐待、貧困、前科、偏見・差別、DV……

演劇で、声を取り戻していく“ワケあり”女たち

アタシたちをなめんじゃない!

舞台はサンフランシスコ。

主人公は、元受刑者とHIV/AIDS陽性者。

彼女たちは、自分たちの人生を芝居にした。

暴力にさらされ、“どん底”を生き抜いてきた女たちの現実とファンタジー。

舞台で、日常で、トークバック(talk back 声をあげ、呼応)する女たち。

女たちのアマチュア劇団 –-

それは芸術か、セラピーか、革命か?

芝居を通して自分に向き合い、社会に挑戦する8人の女たちに光をあてた、群像ドキュメンタリー。

『トークバック 沈黙を破る女たち』(ドキュメンタリー映画/2013年/日本/HD/カラー/日本語字幕/119分)
監督・製作・編集:坂上香/共同プロデューサー:麻生歩/撮影:南幸男 
録音:森英司/音楽:伊藤彰教/ポストプロダクション:Neo P&T/製作協力:トークバック応援団/製作・配給:out of frame/宣伝:スリーピン

「Lifersライファーズ 終身刑を超えて」から10年。坂上香監督はこの映画の制作に8年を費やした。
“どん底”を味わった女たちが、芝居を通して新しい生き方を模索する姿に、監督自身が強く心を揺さぶられ、そして、沈黙を強いられている多くの人々に、伝えたいという思いを抱いてきたから。



坂上香(さかがみ・かおり)
ドキュメンタリー映画『トークバック 沈黙を破る女たち』では監督&プロデューサー&編集をつとめる。
1965年大阪生まれ。高校卒業と同時に渡米・留学。南米放浪を経て、ピッツバーグ大学で社会経済開発学の修士号を取得。帰国後TVドキュメンタリーの世界へ。2001年にTV業界を去り、2004年に初の映画「Lifers ライファーズ 終身刑を超えて」を制作、各地で上映を行う。2003年から大学の専任教員としてメディア教育に従事するが、2012年に再びフリーの映像作家に。「暴力〈被害・加害〉の後をいかに生きるか」というテーマで、「希望」や「変容」に着目した取材を続けている。NPO out of frameの代表として、暴力の被害に遭った子どもや女性との協働的表現活動や、刑務所での表現ワークショップなども行っている。
〈代表作〉『Lifers ライファーズ 終身刑を超えて』(2004年 ニューヨーク・インディペンデント・ビデオ&映画祭最優秀海外ドキュメンタリー賞カトリック映画賞)『日曜スペシャル・ジャーニー・オブ・ホープ〜殺人事件の被害者遺族と死刑囚の家族の2週間〜』(1996年 NHK-BS1  文化庁芸術祭優秀作品賞)「隠された過去への叫び〜米・犯罪更生施設からの報告〜」(1998年NHK-
BS1 ATP賞優秀賞)

参考サイト:

トークバック応援サイト
(2月以降はwww.talkbackoutloud.com)

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