※定員に達したため予約を締め切らせていただきました。
当日は予約のキャンセル待ちでのご案内となります。
デヴィッド・スズキの来日を記念してアップリンクで映画『デヴィッド・スズキ フォース・オブ・ネイチャー』上映会+トークイベントを行います。
世界的科学者デヴィッド・スズキが発する、
このままでは滅びてしまう地球への最終メッセージ
『デヴィッド・スズキ フォース・オブ・ネイチャー』(カナダ/2010年/93分/カラー)
監督:ストゥーラ・グンナルソン
出演:デヴィッド・スズキ、セヴァン・スズキ、タラ・スズキ
2010年トロント国際映画祭 国際ドキュメンタリー部門 観客賞受賞
原題:Force of Nature The David Suzuki Movie
■作品紹介
『デヴィッド・スズキ フォース・オブ・ネイチャー』は、日系カナダ人三世の生物学者、科学番組キャスター、環境活動家、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授であるデヴィッド・スズキが、同大学で行った最終講義『レガシー』を軸に、70年余り人生における個人的体験や社会の移り変わりを振り返り、自分のルーツである日本の地を訪れる姿などを交えて、いま伝えたい重要なメッセージ「人間がすっかり使い果たしてしまいつつある自然と人間の関係を見直すこと」を届けるドキュメンタリー映画です。人口問題や消費を大前提としたグローバル経済、進歩という名の科学と技術、人種差別と人権など現代に生きる私たちにとって深遠なメッセージを秘めています。自然豊かな良き少年時代の体験、後に起こった第二次大戦と民族差別による強制収容、先住民の長老たちとの出会いと彼らからの学び、自らの体験から得た彼の示す人類が目指すべきビジョンは、英知と示唆に富んだ内容です。
■デヴィッド・スズキ プロフィール
1936年カナダ生まれ。生物学者、環境運動家、ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授。CBCテレビの長寿番組「ネイチャー・オブ・シングズ(The Nature of Things)」のパーソナリティーとして30年以上活躍。カナダを代表する環境団体デヴィッド・スズキ・ファウンデーションを設立。近代の科学的合理主義の限界を早くから指摘し、カナダ先住民の英知に環境問題解決のヒントを見出すなど、それまで白人科学者たちによって語られてきた環境学に、初めてマイノリティーの思想を取り入れた功績は計り知れない。
12歳の時に、環境サミット(1992年)で歴史的な演説をしたセヴァン・スズキの父親としても知られる。