アニメーションと音楽のシンクロをテーマにしたショートフィルムが世界中から大集合。映像と音楽が重要に等価で扱われている短編作品を多数上映します。音と映像との関係を捉え直すという画期的なテーマの映画祭、もちろん音楽好きの方も見逃せません。東京でのアニメーションの上映は渋谷アップリンクだけです!
アップリンクでは、世界中から大集合したアニメーションの上映とレクチャーを行います。レクチャー1回目は岸野雄一による「音と映像のシンクロについて」、2回目のギャングポル&ミットによる「アニメーション制作について」。アニメーションをご覧になられた方はどなたでもレクチャーに参加できます。
このイベントはアンスティチュ・フランセ日本のデジタルショックの一環として開催されます。
※アニメーション上映作品は3回とも同じ内容です。
※アニメーション上映のレシートをお持ち頂ければ岸野雄一・ギャングポル&ミット両方のレクチャーにご入場できます。
※レクチャーだけ観覧する場合の入場料金は上記と同じです。
※この日はコンサートはありません。ご注意ください。
主催:アンスティチュ・フランセ日本、OUTONEDISC
協力:アンスティチュ・フランセ パリ本部、ボルドー市、福岡市、福岡市姉妹都市委員会、ユービーアイソフト株式会社、Zen Design Project、Pictoplasma
キュレーション:田端志津子
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※当日は、開場時刻の一時間前 (13:00) より、ご予約のお客様優先で整理券をお渡しします。
一階受付にて整理券をお買い求めください。開場時刻になりましたら、整理券の番号順にご案内致します。
1回目上映14:00開場 14:30開演 16:00終了予定
16:15-17:00レクチャー(1)/岸野雄一「音と映像のシンクロについて」
2回目上映17:05開場 17:15開演 18:45終了予定
19:00-19:45レクチャー(2)/ギャングポル&ミット「アニメーション制作について」聞き手:土居伸彰 通訳:太田曜(実験映像作家)
3回目上映19:50開場 20:00開演 21:30終了
ギャングポル&ミットによる「アニメーション制作について」のレクチャーと岸野雄一による「音と映像のシンクロについて」のレクチャーが開催されます。ギャングポル&ミットの聞き手は土居伸彰、通訳は実験映像作家の太田曜。
Gangpol & mit(ギャングポルアンドミット)
サウンド担当のシルヴァン(ネコ背)と、ヴィジュアル担当のギョーム(モジャモジャ頭)によるユニット。フランスのボルドー出身でありながら世界中で活動する彼らは、ポップでキュートなエレクトロニカ・サウンドと、究極のポップ・アニメーションを組み合わせたパフォーマンスを展開し、子供から音楽マニアまで幅広く魅了している。日本でも2007年5月にアルバム”MUSIC-HALL-BUILDING-FALL”を発表。TV番組『SMAPxSMAP』のジングルを手掛けた。
http://gangpol-mit.blogspot.jp/
岸野雄一
東京芸術大学大学院映像研究科のアニメーション専攻でサウンド・デザインを教えている岸野雄一による、音と映像のシンクロ(同期)についてのレクチャーを行います。上映会の鑑賞のガイドとなるような、歴史と技術の話をします。岸野雄一は坂本龍一と共に「スコラ・音楽の学校」のシリーズで「映画音楽編」を担当しました。2013年1月にNHK/Eテレにて5回シリーズで放送されます。
岸野雄一のオフィシャルサイト
土居伸彰
日本学術振興会特別研究員、東京造形大学非常勤講師。研究・評論・上映などさまざまなフォーマットでのパッケージングを通じて海外の短編アニメーション作品を日本に紹介したり、映画祭のプログラミングを通じて日本の短編作品の海外への紹介を行っている。編著に『ドン・ハーツフェルト』(CALF、2012年)、訳書にクリス・ロビンソン『ライアン・ラーキン やせっぽちのバラード』(太郎次郎社エディタス、2009年)など。
土居伸彰ブログ
太田曜
映画が画面上に生成する”非日常的空間と運動”による映画、非物語的展開の映画が作り出す”映画的”時間経過を”見る”映画を制作。実験映画の制作と並行して”実験映画/個人映画/自主映画”等の非映画産業的映画の上映にも関わる。
MALTESE CROSSE VISION 代表。
http://www.tokyo100.com/ota/