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dEnOISE 6.0 / ド・ノイズ6.0 (『AVERY TINNITUS』上映+ライブ・パフォーマンス by . . . )

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上映:ドキュメンタリー『AVERY TINNITUS』(16min / 2012)
ライブ・パフォーマンス:. . .(a.k.a. Nikola Mounoud)

スイスの地下映画/音楽のためのフェスティバル「LUFF」最重要メンバーにして、「. . .」名義で活動を行う音楽家ニコラ・ムヌー。現在来日中の彼が、昨年にスイス某所でグランドピアノ、フィルム、ラップトップを用いて決行した衝撃のパフォーマンス作品『AVERY TINNITUS』のドキュメタリーを上映し、ソロ・ライブ・パフォーマンスを行います。2009年より毎年春に東京で開催されている「LUFF」とのコラボレーション企画「ド・ノイズ」、その2013年度版のキックオフイベントとなります。



(写真:ドキュメンタリー『AVERY TINNITUS』より)

Profile / . . . (a.k.a. Nikola Mounoud)

サウンド・アーティスト、或いは音楽家。「. . . 」名義で創作活動を行うニコラ・ムヌーは、スイスのローザンヌで毎年開催されているフェスティバル「LUFF」(ローザンヌ・アンダーグラウンド・フィルム&ミュージック・フェスティバル)の主要な運営メンバーの一人であり、音楽部門プログラマー/音響専門家である。彼の近年のコーディネーターとしての仕事は、2012年に東京で開催された「LUFF does TOKYO」という形で結実した。また彼は、ローザンヌで運営されている写真/映画ラボ「On fait du l’art 」の共同創立者の一人である。

近年は、アナログ/デジタル双方のフィードバックを探求する行為を自らのサウンドソースとして定めている「. . . 」は、そのライブパフォーマンスにおいて、停止させることが不可能な非コード音、皮膚感覚、弦や風のアコースティック音といった要素を無慈悲に音速で展開させるかのような表現に没頭している(それを成立させる電気供給が存続する限り)。どんな音楽家もそうするように数多くのサウンドウェーブと格闘しながら、ラップトップとアナログ・ミキサーの使用に基づいて行われる彼のライブ/作曲は、まるで炭坑の最深部から掘り起こされる最新の即興演奏そのもののようである。