「新宿泥棒日記」(監督/大島渚)の頃の新宿はもうない。「ロビンソンの庭」(監督/山本政志)の頃の初台ももうない。歩行者天国は整備されパフォーマンスは禁止。無茶をする道具だった8mmカメラはデジタルカメラに代わり、自主映画は何時の間にか半径数m以内の出来事を描いた映画ばかり。
世界はいつから狭くなった?街はいつから化学反応を起こさなくなった?
そんな事はない筈だ。カメラを持って街へ出てみよう。世界の隅っこへ行ってみよう。まだ見たことのない面白い場所がある筈だ。
Go Outside!
・・・そんな知ってる筈の場所で撮られた見たことのない映画6本。クリスマス映画『進化』のクリスマス上映に合わせて集められたキチガイな割にはちょっとおしゃれなショートフィルム5本+『進化』をお楽しみ下さい。
~2013忘年会~ 出演:中川究矢(映像作家・本イベント主催)、村上賢司(映画監督)、大西健児(映画作家)、大迫茂生(コワすぎ!工藤役) 、久保山智夏(コワすぎ!市川役)、清瀬やえこ(コワすぎ!02出演)、大畑創(映画監督)他(予定)
上映作品(作品は変更になる可能性がございます)
『◯◯との◯◯』(18分)
『戦慄怪奇ファイルコワすぎ!』白石晃士監督による自主スピンオフ短編2本
『Kudo’s Secret』(5分) 出演:大迫茂生、白石晃士
『To the Other Side』(7分) 出演:清瀬やえこ、久保山智夏
『大西健児による山形国際ドキュメンタリー映画祭2013を巡る8mm短編(今年のyidffスカパー賞受賞作『オトヲカル』上映の様子も含む)』(15分)
『ハカイジュウ』(実写PV) 大畑創監督
『川口で生きろよ!』『超・暴力人間』『ウサギ狩り』
『放電』『進化』『Vision』
『川口で生きろよ!』(2003年/30分/DV)
監督・脚本・撮影・照明・編集=村上賢司
音楽=スキャット後藤
都心からの電車賃と、家賃の安さというだけで選んだ埼玉県川口市。しかし、その街をカメラを手に走ってみると、そこには魅力に溢れた人間の生活がみえてきた!そしてまたここから新しい映画が始まる。
今年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で新作「オトヲカル」がスカパー!IDEHA賞を受賞した村上監督の10年前に山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された作品。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2003日本大展望部門出品
ニッポンコネクションフィルムフェスティバル2004出品 他
職業ヒーロー”暴力人間”を自称する男へのインタビュー取材が、いつしか「正義の殺人」を撮影させられるハメに!『オカルト』の最狂コンビ宇野祥平×白石晃士が放つバイオレンス重喜劇!『超・悪人』のパイロット版と言える本作で、すでに強烈なキャラクターは確立されていた。悪漢ヒーローの超・活躍に瞠目せよ!
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011出品
ひたすら喧嘩し続けるカップルを映し続けるカメラ。静かなるカオスが渦巻く。
「世界は電気で出来ている。おまえには電気が流れているか!?放電しているか!」いったいこの男の言う電気とは何なのだ?映像作家・中川究矢と俳優・川連廣明がプロデュースする短編映画連作プロジェクト”ドグマ96”の第2弾。宇野祥平が不気味な謎の男を演じる超カルト作!
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010出品
2009年12月24日、25日の夜、東京の街角で行われた、新進気鋭の監督7人へのインタビューとパフォーマンスで描く、ファンタジック異色ドキュメンタリー!園子温監督の演出部を経て、録音技師や監督として活躍しつつ、短編自主映画シリーズ・ドグマ96を立ち上げた、マルチな活躍を見せる中川究矢のバイタリティが炸裂!
山形国際ドキュメンタリー映画祭2011参加作品(『銀鉛画報会』内)