ドキュメンタリーから劇映画、邦画から世界の映画と多様な作品ですので、いわば1年中映画祭を運営しているような忙しさと面白さがあります。世界の映画祭にいくと日本のお客さんに観てほしいと思う作品が沢山あります。世界には多様な価値観で溢れていることを実感します。でも、ビジネスを考え、実際にできる仕事量を考えるとその中から慎重に配給する作品を選ばなければなりません。
この半日ワークショップでは、アップリンクで配給する映画をどうやって見つけ、どこで買い付けるのか。劇場公開するにあたってどのような宣伝を行うのか。映画館での上映だけでなく、DVDやTV、インターネットを利用してどのようなビジネスを行うのか。これから配給されるアップリンクの配給作品を題材としてスクリーンの裏側の仕事を知ってもらえればと思います。
◆上映作品:
『マイク・ミルズのうつの話』(現在公開中)
◆作品事例:
『わたしはロランス』(現在公開中)
『パリ、ただよう花』(2013年12月公開)
『ホドロフスキーのDUNE』(2014年公開)
◆ナビゲーター:
浅井隆(アップリンク社長)
『マイク・ミルズのうつの話』(原題:Does Your Soul Have A Cold?/84分/アメリカ/2007年/英語字幕付)
監督:マイク・ミルズ
撮影:ジェイムズ・フローナ、D.J.ハーダー
編集:アンドリュー・ディックラー
制作:カラム・グリーン、マイク・ミルズ、保田卓夫
出演:タケトシ、ミカ、ケン、カヨコ、ダイスケ